昨日を以って、派遣先の職場を
退職しました。
それに伴い、契約していた派遣会社
そのものも退社という形になります。
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いきなり返却させられて焦った物。
昨日は定時に出社して、空いている席に
着こうとしたところ、いつものSVさんに
声を掛けられました。
「今日は先に○階の○○オフィスに
行ってもらえますか?
部屋に入ってすぐ右の席の人に
話しかけてください。
人事担当者が退職についての
手続きの説明をするので」
挨拶もそこそこに職場を出て
エレベーターで移動です。
○○オフィスはすぐ分かる場所にあり
身分カードを使って入室し
右側のデスクに座っていた人に
声を掛けました。
人事担当の30歳くらいの女性は
「この度はどうもお疲れ様でした。
必要な書類とその説明をするので
こちらへどうぞ」
と、人のいないブースの一角へと
案内してくれました。
そこで何枚かの書類に記入し
今後分からないことがあった場合の
連絡先を書いたプリントをもらい
これで終わりかと思ったところ
女性が尋ねてきました。
「今日、保険証は持ってきてますか?」
一応持って来てはいましたが…
私は退職後、任意継続保険に
加入するつもりです。
普通、任意継続保険に加入する時は
社会保険証を協会けんぽに持参して
手続きしてもらう必要があります。
前回加入した時もそうでした。
今保険証を返却してしまうと
任意継続の手続きが出来ないのでは…
そう思って任意継続に加入したいと言うと
人事の女性は
「だったら、任意継続申込の書類を
持ってきます。
それに必要事項を記入して
担当部署に郵送してください」
とのこと。
それで手続きが済むのなら、別にそれでも
かまわないのですが…
今月は眼科の診療もあるし
右肩の痛みがぶり返してきたため
以前通院していた整形外科に
かかろうと思っていたのです。
眼科はまだ10日くらいあるけれど
整形外科はしばらく待たなければ
いけないかも…
残り数時間の職場で。
とりあえず退職手続きは無事に終わり
職場に戻って、席に着きました。
パソコンの立ち上げ等の準備を
していると、6時迄の勤務の人が
チラホラ帰り支度をしていました。
月末という事で、契約を更新せずに
退社する人が他にも2人程いたようです。
電話も少なく、その2人で
世間話や思い出話にしばらく
花を咲かせていました。
私は同時期に入った夜の部の
新人さんが少なく、いても
居眠りで退職勧告された
寝子さんくらい。
他はいつもベテランの人ばかりで
話しかけ辛く
暇な時間帯でも雑談することは
ほとんどありませんでした。
少し先輩のiさんとは割と話をした
けれど、昨日はお休みだった様子。
寂しいと言えば寂しいけれど
居場所の無さも辞める理由の
一つです。
そして数時間後には
完全に縁が切れる職場。
何を思い返すでもなく、目の前に
仕事が現れたら、一つずつこなすだけ。
夕方までの人達が帰宅すると
ブースに残ったのはベテランの人が
1人と、SVさんが2人。
退社時間が近付いた頃になって
SVさんの一人がこちらに
やって来ました。
本来は昼の部の勤務で
あまり接点が無かった女性です。
「短い間だったけど
こんな遅い時間に来てくれて
ありがとうございました」
そう声を掛けられて
「いえ、こちらこそお役に立てなくて
すみません」
と答えると、その人は答えました。
「仕事は相性があるから
いろいろ難しいですよね。
次には良いところに出会えるのを
祈ってます」
「ありがとうございます」
と答えながら、少し胸にこみあげて
くるものがありました。
iさんもいないし、そういう気持ちを
あまり持たずに立ち去ることに
なるだろうと思っていたので…
思うに任せない様々なことがあった
職場だけれど、契約期間の途中で
ゴタゴタと辞めるのではなく
契約満了してから辞めて良かったと
一晩明けた今は、そう感じています。
とにかく区切りがつきました。
ここからしばらくは休息です。
そして何をすれば負担にならないか
長く続けられることを模索して
いきたいと考えています。
*『毎日が発見ネット』様の体験記コーナーで連載中。
第1土曜日の夜8時台に更新予定です。
最新版は10月5日に更新されました。
『快テレ君』体験レポートも掲載中です。
ぜひご一読を!
【前編】
【後編】
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。