私がダンナをもっと早く見切ることが出来なかったのは
やっぱり可哀想 という気持ちがあったから。
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だけど、ふと、思ったのは
ダンナが薄給ながらも定収入があって
私が数百万の負債を抱えていたら、どうだったのか。
もちろん遊びで使ったわけではなく、例えば
借金の保証人になっていた、みたいな理由で。
その時ダンナは私を助けてくれただろうか?
もし助けてくれたとして、そのあと何年も
私がほんのわずかな収入にしかならない
趣味のような仕事にうつつを抜かして
自分の借金を全然返せず、ダンナに生活費をせびったら・・・?
ダンナは私のことを可哀想と思うだろうか・・・?
あり得ない。
義母たちだって「そんな女とはとっとと縁を切れ」と言うに違いない。
だから「離婚」という選択は間違っていないはず。
私の両親だって生きていたら
「そんな男とはとっとと縁を切れ」
と言っていたに違いない。
*『毎日が発見ネット』の体験記コーナーで連載中。
第1土曜日の夜8時台に更新予定です。
最新版は7月6日に更新されました。
![](https://mainichigahakken.net/essay/img/e307e1cf87d350afb326e4b3c565b9bf648254c8.png)
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