もし逆に私が数百万の借金をしていたら

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私がダンナをもっと早く見切ることが出来なかったのは
やっぱり可哀想 という気持ちがあったから。

 

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だけど、ふと、思ったのは
ダンナが薄給ながらも定収入があって
私が数百万の負債を抱えていたら、どうだったのか。

もちろん遊びで使ったわけではなく、例えば
借金の保証人になっていた、みたいな理由で。

その時ダンナは私を助けてくれただろうか?

もし助けてくれたとして、そのあと何年も
私がほんのわずかな収入にしかならない
趣味のような仕事にうつつを抜かして
自分の借金を全然返せず、ダンナに生活費をせびったら・・・?

ダンナは私のことを可哀想と思うだろうか・・・?

あり得ない。

義母たちだって「そんな女とはとっとと縁を切れ」と言うに違いない。

だから「離婚」という選択は間違っていないはず。

私の両親だって生きていたら

「そんな男とはとっとと縁を切れ」

と言っていたに違いない。

 

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*『毎日が発見ネット』の体験記コーナーで連載中。
第1土曜日の夜8時台に更新予定です。

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