もう4月、でも少し寒いと思っていたら、仕事中、階段の窓から吹雪く空が見えました。
帰る頃には止んでいたし、さすがにこれが最後でしょうが
エアコンを点けて出掛けて正解でした。
3月末の決算の時期辺りから、入院している患者さんの数が減っています。
病院の経営的には大丈夫なのか?と心配になったりもするけれど
作業の大変さと患者さんの数が正比例する清掃のパートとしては、楽です。
その代わり、患者さんが多い時にはあまり無い現象が起こります。
仕事が終わったあと、使った道具を洗って片付けなければならないのですが
道具を洗う場所が2階と3階にそれぞれ1か所、計2か所しかありません。
それを皆で取り合う形になってしまうのです。
満室の場合、2階と3階の病床数が違うので、それだけでも終わる時間帯がズレます。
それに個々の掃除するスピードが違うため、患者さんが多ければ多いほど
トータルの作業時間に差が出てくるのです。
S木さんは元々管理職的な立場で担当する仕事が少し違うので
かち合うことはほとんど無いのですが…
今日はいつも自分が使っている3階の洗い場に着くと、T中さんが別の入り口から
ほぼ同時に入ってきました。
ほとんど同時ではありますが、来たのは私の方が微妙に先でした。
でも先に声を掛けてきたのは、T中さん。
「そこ、私使うんだけど、今使う?」
それを言われてしまっては、使うとは言えません。
諦めて2階に移動すると、洗い場の洗面台にY崎さんのバケツが突っ込まれていました。
本人はいなくても予約状態です。
仕方なく掃除機を片付けたり、ゴミ置き場のゴミを整理したりして時間を潰して
3階の洗い場が空くのを待ちました。
予定の時間を少しオーバーして後片付けを全て終え、帰宅したけれど
あらゆる意味で、自分の要領の悪さを自覚した一日でした。