鈍いにもほどがある

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毎年冬場になると、5本指靴下のお世話になるのが常です。

見た目はちょっとカッコよくないけれど、冷え性で末端の血の巡りのよくない私にはとてもありがたいアイテムです。

が、ここ最近は事情があって、履くのを止めていました。

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自宅で、出っ張っている柱の角に右足の小指をぶつけ、のたうち回ったのが半月ほど前。

そうした失敗はたま~にやってしまうので、今回もとても痛かったものの、すぐ治るだろうと思って放置していたのです。

傷を見るのが苦手で、怪我した部分をよく見ないままで

「特に血も出ていないようだし、ねん挫的なものだろうから大丈夫」

そう判断しました。

しかし、歩くとそこそこ痛い、風呂に入れば沁みる、何もしていなくても何となく痛い…というような状態が続き、治りが遅いのです。

痛みが長引くので、昨日思いきって患部を見てみたら…小指の内側に青い打ち身の跡と、3mm位の長さで、切ったというよりは皮膚が浅く裂けた後くっついたといった感じの治りかけの傷跡が。

ああ、これは痛いわ…

見た目はもう治りかけで、今さら手当てをするとかどうとかという状態でもないけれど、けっこうやっちゃってたなあ…

しかしなぜこれで何もしないで放っとけば大丈夫と思ってしまったのか。

いくら血の巡りの悪い場所の怪我だからといって、鈍いにもほどがありました。

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