年明けに中学3年の時のクラス会があるようで、これだけ遠い場所に住む私にも
出欠表が届きました。
同窓会名簿の中に名を連ねているだけの存在ですが
案内を送る方も、来ないのが分かっていても「一応形だけは」と送っているようです。
クラス会や同窓会の類は、二十歳前後の、まだ地元にいる頃に一度行きました。
でもその頃は皆もまだ学生か、社会人になってそれほど経ってない頃で
そこまで変化もなく、差もついていません。
普通に楽しく飲んで、近況について語って終わりだったと思います。
そのあと上京してからは、一度も同窓会やクラス会の類には出席していません。
それでも20代のうちは連絡を取る友人などもいたのですが
今はさっぱりご無沙汰になりました。
元同級生たちの多くは転勤以外で地元を離れることはほとんどなく
一時的に上京しても結局はUターンするパターンが多い、保守的な土地柄で
弟たちも地元に根付いて生きています。
そんな中、1人、地元に居付かないばかりか、遠い場所に行ってなお
その土地で根を張ることができなかった私にも
同窓会の出欠だけは送られてきます。
「遠いから行けない」
そんな大義名分で、出席に縦2本線を引き、欠席に丸をしてポストに入れましたが…
でも多分、現時点で地元に戻っていても、やはり欠席に丸を付けていました。
自分の立ち位置を確認するのが、とても怖いからです。
自分が人からどう見えるかなんて、とっくに気にしてないつもりでいたのに
実際にはそこまで悟っていなかったのでした。