パートの仕事を失う

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私が倒れて入院したのは木曜日。

土曜日にはパートに行くはずだったのに、到底出勤できるような状態ではなく…

とにかく欠勤する旨を職場に伝えねばなりませんでした。

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翌金曜日、Bさんが私のスマホを着替えなどと一緒に持ってきてくれたので

一応連絡はとれます。

看護師さんに病室で電話を掛けてもいいか聞くと

本来は電話を掛けられるスペースに行かないとダメだけれど

事情が事情なので今回だけ掛けてもいいとのことでした。

大部屋といっても、たまたまほかの患者さんが入っていなかったので

許されたのかもしれません。

看護師さんが部屋を出ていった後、すぐに私はパートの職場に電話を掛け

ちょうど出た店長に事情を話し、当分出勤できそうもないことを伝えました。

店長は

「うわあ…そうか…うーん…」

息を全部絞るようにそう言うと、しばらく絶句したのち、こう続けました。

「そういう事情だったら仕方ないとはいえ、やっぱりこちらも商売なんで…

申し訳ないけど、先週が最後という形にせざるを得ないですね」

やっぱり。

そうだろうとは思っていたけど、実際に聞かされると

結構精神的なダメージを受けます。

店長は続けざまに

「例えば骨折みたいに、治って現場に入れる時期が大体分かるようなら

多少待つこともできるけど、そんな頭も動かせないほど症状が重くて

治るのが何時になるのか、分からないようじゃ…

先が見えない人はシフトには入れられないんで」

と、申し訳なさそうに口ごもります。

「いえ、こちらこそ、今までありがとうございました」

こちらも社交辞令で返すと、ちょうどお客さんが来たようで

「お大事に」

の一言で電話は切れました。

生活費の一角を支えるパートの収入が、これで途絶える。

倒れた瞬間から、予想はついていたこと。

とはいえ身一つで生きていかなければいけないのに、職を失うのはきつい。

しかも、こんな思いをあと一度、しなければならないのです。

在宅の仕事のほうでも。

 

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