今のマンションを借りて3年半以上が経ちました。
荒れる元ダンナのところから逃げ出して、もうそんなに経つのかと万感の思いがあります。
ただ、部屋を借りるときにあまり吟味する時間を取れなくて「ああすればよかったな」と
後から気付いたこともいくつかありました。
例えば、当時はSOHOだったので、1人暮らしなのに妙に張り切って8帖・6帖・5帖の
2DKを契約したのですが…今にして思えば10帖・6帖程度の1LDKで十分だったと思います。
当時は「人を通しても大丈夫な居間と、仕事部屋と、寝室が必要」だと、かたくなに思っていて
初めのうちはその想定の通りに部屋を使っていました。
でも冬になり暖房を使うようになったら、DKにある作りつけのファンヒーターでは
隣に続く6帖の仕事部屋までは暖められても、廊下で北側に繋がっている
5帖の寝室にはほとんど暖気が届かないのです。
1人暮らしなのに費用が掛かる暖房器具を、わざわざ2つも使うわけにはいきません。
仕方なく寝室に置いてあった寝具を仕事部屋の隅に移したら、夜、仕事中に疲れても
部屋を移動せずに、すぐゴロリと横になれて、とても楽。
「人を通せる居間」に実際人が入ったのは入院した時期だけだったし、猫も10歳を過ぎると
あまり走り回らなくなり、ますます広さが重要ではなくなってきました。
今では寝室だった5帖は、主に洗濯物の室内干しをする場所になっています。
猫の環境を変えたくないので、当分の間は引っ越すつもりはありませんが…
いつかはおそらく1DKくらいのところに移ることになるでしょう。
そうやって、老後を迎えるまでに少しずつ生活を縮小して、自分の手に余るものを
削っていく必要を感じています。