いまいち手応えのない面接

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面接用のスーツに袖を通し、出掛けた本日。

A4が余裕で入る黒革のバッグが肩に重く感じられます。

晴れたり曇ったりの一日でしたが、傘が要らないだけでも十分です。

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面接を受ける会社は、札幌駅から北に数分のところにあります。

 

昨年以来、街中のオフィスビル然とした場所で面接を受ける機会が増えました。

今日も雰囲気に気圧されましたが、顔に出ないよう気を引き締めて、建物に足を踏み入れました。

 

オフィスの入り口付近にいた30代くらいの女性に、面接で来た旨を告げると

会議室のようなところに案内され、そのまましばらく待っていました。

 

しばらくしてやって来た面接官は、40代前半とおぼしき男性。

柔道系のがっしりした体格の人でした。

 

「ああ、どうも、今日は来ていただいてありがとうございます、◯◯です。

いくつかお話を伺いたいので、よろしくお願いします」

と、若干こもった声で言いました。

 

こちらも「よろしくお願いします」と頭を下げると、すぐ面接が始まりました。

 

「今回、この業務に応募なさった理由を教えてもらえますか?」

 

「◯◯マンションには10年くらい前、1年間ほど清掃で勤めていたことがありましたので…

仕事の内容が大体分かっているからです」

 

面接官の男性は手元の職務経歴書をサッと見て、こう尋ねてきました。

「えーと、今回募集した業務に、以前就労していたということですが…

その時の退職理由はなんでしたか?」

 

それは絶対聞かれるだろうと思っていたので、間髪入れず

「仕事中に腰を痛めたので退職しました」

と答えました。

 

それは嘘ではありません。

大型ごみの日に重い物を運ぶ途中に痛めたのです。

 

すると面接官の男性は

「現在は腰の具合はどうですか?

復帰しても平気ですか?

失礼ですが、その頃より10歳くらい年齢を召されていますよね?

この後、清掃業務に就いておられないようなのですが」

 

そう畳みかけるように問われました。

 

「しばらくは腰の様子を見て、座業やそれほど重い物を持たない仕事をしましたが…

今は大丈夫だと思います」

 

自分でも、何とも説得力のない答えだとは思いましたが…

他に答えようがありません。

 

先方は

「わかりました」

と答えながら、何かをメモしていました。

 

最後に

「では20日までに、採用の場合は電話で連絡を差し上げます。

電話が無かった場合は、御縁がなかったということでお願いします。」

という言葉を最後に面接は終了しました。

 

そういえばこの面接では、副業禁止に関して何も言われていません。

聞こうと思っていたのに、忘れてしまいました。

 

受かるかどうかは、よく分かりません。

手応えはあまり感じなかったような気もします。

 

何はともあれ、引っかかっていた案件がようやく終わって、スッキリしました。

20日までは、かなり時間があります。

また求人サイト等で、良い案件がないか、探すつもりです。

 

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最後まで読んで下さって、ありがとうございました。

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