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面接があると貼り紙で知る

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最高気温は12℃、路肩の雪もあらかた消えた、春の街並。

ようやく冬靴を片付けました。

スニーカーは軽く、足を柔らかく包みます。

 

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休み明けの水曜日。

昨日は担当する病棟に『入ってはいけない部屋』がいくつかあったため、普段より早く

仕事が終了しました。

 

私は同僚より出勤時間が1時間早いので、こういう日は仕事の途中で偶然すれ違う以外

同じ清掃のパートの仲間と話をする機会がほとんどありません。

昨日はたまたま洗面所でT中さんと会って、挨拶しただけでした。

 

道具などの後片付けを終えて、狭い休憩室に戻るとドアの前に

『本日◯時より面接のため、休憩室の立ち入りを禁じます』

と書かれた紙が貼り付けられていました。

 

ようやく誰かが求人に応募して、面接まで漕ぎつけたようです。

私は昨日、休みだったので、初めて知りました。

 

本来は5人でやるべきところを、4人で回していた現場。

このまま新しい人の採用が決まれば、S木さんとT中さん、Y崎さんの交代での2時間残業と

私の毎日30分のサービス残業状態が、ようやく解消されるかもと思うと

知らず、顔がほころびます。

 

でも以前あった面接では、S木さんの御眼鏡にかなわず不採用となったことがあったし

採用されてもすぐ辞めてしまったO田さんの件もあり、ぬか喜びになるかもしれませんが…

 

それでも新しい人が採用されて、仕事を覚えて定着してくれれば、仕事そのものが

楽になるはずです。

 

そしていざという時、こちらが辞められるようになります。

別に今すぐ辞めたいわけではありませんが、今の状態だと『絶対に』辞められません。

 

しかし全身の関節痛が続き、とくに右足首は仕事が終わると靭帯が伸びているような

感覚があるので、そうそう何年も勤め続けられる気がしません。

 

元々自分で応募した職場ではなく、人が足りな過ぎて出向させられた身分です。

 

これから歳を取ったときのことを考えたら、多少時給が下がっても

60代…できれば70代でも無理をしないで続けられる作業量の仕事に移らないと

続けられないと思います。

 

何はともあれ、その一歩が踏み出せるか否か…

早く新しい人が採用されるのを心待ちにするばかりです。

 

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最後まで読んで下さって、ありがとうございました

 

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