前回も書きましたが、私は全身の筋肉がつりやすいです。
ですが、背筋や腹筋など、普通あまりつらないような場所は、比較的痛みが少ないのです。
力を抜くように意識し、じっとしていると大体はそのまま治まります。
痛いのはやはりふくらはぎと足の指。ここがつった場合、私は以下のような方法で対応しています。
ふくらはぎがつった場合の対処法
足をできるだけ伸ばし、足の親指を手前にゆっくり引っ張りましょう。
妊婦さんや身体が固い場合はタオルなどを使って引っ張ります。
寝ていて起き上がれない場合は、壁に足の親指を押し付けるようにします。
つった筋肉がビクンとして痙攣が解ける場合と、徐々に治っていく場合がありますが、いずれにしても、その後は安静を保ってください。
足の指がつった場合の対処法
足の指がつった状態は、一部の地方では「からす指」とも呼ばれているようです。
靴を履いていれば脱ぎ、つった方の足を爪先立ちのような状態にしてしばらくの間、指を軽く床に押し付けるようにします。
体重は強くかけないようにしてください。
つった場合は温める、肉離れは冷やす
つった足のけいれんが治まった後も、痛みが残る場合がしばしばありますよね。
こんなとき、温めるべきか冷やすべきか迷いますがつった場合は温めて、動かさないようにすると良いようです。
同じ足の痛みでも肉離れの場合は冷やさなくてはいけないので間違えないようにしましょう。
ミネラル類、ビタミン、漢方で筋肉のけいれんを予防する
普段から筋肉のけいれんに効果があるカルシウム、マグネシウムやビタミンB1を摂取しましょう。
西洋医学ではなかなか効果的な薬がないのですが、漢方の場合は筋肉のつりに対して「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」を処方します。
足の指がつりやすい人の場合、履き込みの浅い靴は避けたほうが無難です。寝る時は足の指がシーツなどに引っかからないように靴下を履いて寝るのも良いようです。
足がつってしまうと痛さのために冷静な対応を取りにくいものですが、いざというときのために、とっさの快癒法を頭に入れておきましょう。
筋肉がつるのを予防したい場合はコチラ⇒筋肉がつりやすい人は要注意、病気が隠れているかも。
2015年7月5日