断ってはみたものの

 

寒い寒いと思っていたら、昨日は初雪。

そういえば、先日近所のマンションの植え込み付近で、雪虫を見かけたのですが

すっかり忘れていました。

これで冬に向かって、大きく一歩踏み込んだ気がします。

 

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今日は在宅ワークも含めて休日。

週に1度のこの日が、心の拠り所です。

 

ゴミを捨てねばならなかったので寝坊は出来ませんでしたが、ゴミステーションから戻って

猫に餌をやった後、また布団に戻って、10時過ぎまでゴロゴロしていました。

 

一昨日、勤務時間を1時間遅くずらすように管理職のSVさんに言われた時

返事を先延ばしました。

 

さすがに12時出勤、9時帰宅は遅すぎます。

ただ自分1人なら、まだ受け入れたかもしれません。

 

でもこれから冬になるにつれ日の入りが早くなり、夕方4時には真っ暗になる時期が訪れるのに

14歳の老猫を4時間も薄灯りの中に置いておくのが、しのびないのです。

本当は現況の8時でも遅いと思っています。

 

大して仕事もできない短期契約の派遣社員が、雇い元の偉い人の申し出を断って大丈夫なのかとも

思いましたが、譲れないものは譲れません。

 

意を決して

「すみません、やっぱり9時までは無理です」

そう言うと管理職の人は

「ああ…、そうですか」

と言いました。

 

この「ああ…」の部分が妙に機械的というか、あまり感情のこもらない、オペレーターの

声のトーンになっていて、一瞬怖かったのですが…管理職の人は今度は

「だったら、週に3回はどうですか？」

と続けてきます。

 

一瞬迷ったのですが、本音ではとにかく断りたいので、反射的に

「すみません」

と声が出ていました。

 

すると、管理職のSVさんがなおも

「だったら2回はどうですか？」

と食い下がってきます。

 

すでに2回も断っているし、さすがにもうNOとは言えず、思わず

「はい」

と返事をしてしまいました。

 

すると管理職の人はすかさず

「はい、じゃあ、これから週末に遅出の日程を伝えるので、よろしくお願いします」

と言って、その場を去っていきました。

 

なんだかもう、こんなやり取りも手馴れているんだろうなといった感じで

気が付いたら、週2日は正午から夜9時までの勤務に…

 

猫に申し訳ない気持ちと、納得は出来ないけどどうしようもない複雑な気持ちで

残りの時間を過ごした昨日一日でした。