毎月この時期になると、大体『毎日が発見ネット』の文章を書いています。
普段はあえて思い出さないようにしている結婚生活の事や元夫の記憶。
それを深く埋めたところからほじくり返しては
懐かしんだり、怒りが再燃したり、落ち込んだり…その繰り返しです。
最近このブログを読み始めた方はご存知ないかと思われますが
私の離婚の最大の理由は、元夫がまともに収入を得ていないことでした。
月におよそ4〜5万円、多くても10万円台の前半です。
そして、それは本人が結婚前に買ったマンションのローンか
借金の返済に当てられており、10年以上の期間に渡って生活費を
入れてもらったことはありません。
それどころか、ローンも払えないような月は
「悪いが、今月ちょっと大変だから◯万円都合してくれないか」
と、私の結婚前の貯金から幾らか持っていって、返してくれたことは
一度としてありませんでした。
しかも私に生活費の大半を吐き出させているのに、まるで専業主婦を
養っているかのような態度で接してきて、周囲にもそんな顔で生活している
夫を許せなかったのです。
これが、本人が怪我や病気で働けないというのなら、まだ我慢もできました。
でも本人は普通に朝出勤し、夕方残業もせずに帰宅します。
気が向かなければ、サボって一日中家に居ることもしょっ中でした。
そして風呂とトイレと食事以外は、自室に篭ってゲームをしているのです。
私としては本当のことを教えてもらい、2人で考え話し合って出した結果なら
お金を出すのも構わなかったのですが…
でも元夫は肝心なことを絶対に私に言わずに隠します。
嫁に頭を下げるのが許せないのでしょう。
そんなことだから、いつの間にか団信保険も無くなってしまったし
赤い封筒で差し押さえの通知は来るし、厚生年金だったのが
気付けば国民年金になっていて、それも滞納したり、免除を受けたりしてました。
それも私には相談がなく
「会社の手続きで、家族の分の年金手帳が必要になったから貸してくれ」
と言われ、素直に自分の年金手帳を渡した自分は、本当に馬鹿だったと思います。
自分だけに降り掛かって来ることならまだしも、配偶者を巻き込むことなのに
本人に相談もしないで、1人で勝手に決める。
一緒に生活する相手が不幸になるより、自分のプライドの方がずっと大事。
そんな人でした。
私自身、完璧に家事をこなしていたわけでもないし、対人関係も下手だし
大した人間ではありません。
それでも当初は結婚生活を円満に送りたいと思って
それなりの努力はしてきたつもりです。
別に私だって、2人で共同で生活するのだから、生活費を折半するくらいなら
全然構いませんでした。
仕事がうまく行かないのなら、期間を決めて転職するなり、副業をするなり
生活が安定するように努力をしてもらって、その間私の方で生活費を出すとかでも
別に良かったのです。
でも、一緒にいて全く努力が見えません。
10年以上もこんな状況で、何も変えようとしませんでした。
自分がやりたくない事はしたくないし、やらなくても嫁が何とかする。
そんな風に考える人を、信頼なんてできる訳がありません。
信頼できない相手をずっと食べさせていけるほど
経済力もなければ、心も強くない。
ただ、それだけの話でした。
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最後まで読んで下さって、ありがとうございました