外は、視界を妨げるような猛吹雪。
午後に入って、ようやくブログを書く気力が戻ってきました。
ストーブの芯が燃える、静かな音だけが聴こえてきます。
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飛び石の休日の間の月曜日。
早朝5時30分、約束通り新人のK東さんが出勤してきて、2人で仕事を始めました。
道具庫の前に行って、マニュアルを見ながら積極的に道具を揃える新人さん。
道具はダスタークロス以外は2人で1人分を使っています。
いずれはこのままK東さんに譲り渡すので、最終日にカゴ内を洗っていかなくては。
週の初めなので、他の日にはない準備や作業が少し加わりますが
そこはマニュアルには書いてありません。
K東さんはそのあたり、メモを取ったり取らなかったりしているので
今夜から明日にかけて、週1の作業について、思い出せるだけ
紙に書き起こして渡した方が良さそうです。
なにぶん私は月の中頃に辞めて、S木さんもそこから少し後に辞めてしまうと
疑問点を聞きやすい女性が居なくなってしまいます。
マニュアル類を見れば全部分かるようにしておかなければ…
途中で男女トイレが並んでいる所に行くと、今日もS木さんに遭遇しました。
朝の挨拶を交わした後、S木さんが
「ちゃんと仕事を教えてる⁉︎
（便器の）蓋や便座を外してやる所とか、教えた⁉︎」
と、ちょっとキツめの口調で言ってきました。
「今日はまだ普段の掃除を教えてます」
と、私が答えると
「キチンと細かく教えないとダメだよ！
これから自分でやってもらわないといけないんだから！」
と、やはり厳しい口振りです。
私がK東さんの方に向き直って
「じゃあ今空いてる便器で、便器の蓋と便座の外し方を見せるね」
と言うと、S木さんが
「ああ！じゃあ私がやるわ！」
と、やはり強い口調で被せてきて、すぐそばのトイレで実践して見せました。
今まで新しい人が来ては、S木さんに付いて仕事を教わって
すぐ辞めていく…というパターンの時のままです。
一番古い守衛さんに「あまりにキツくてびっくりした」と言わしめた、あの状態…
見ていて不安になりました。
ここを辞めるのは、S木さんより私の方が先なのに…
半月後に新人さんの心が折れたら大変です。
この2週間で、S木さんにいろいろ言われないように
しっかり仕事を教えておかないと…
しかし私がS木さんに何も言われなくなったのは、勤めて２ヶ月以上
経ってからでしょうか…
不安は残りますが、何とかするしかないのです。
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