気温はそう高くないけど、陽射しに夏っぽさを感じるようになってきた昨今。
日傘を持ったりアームカバーをしているお客さんが増えました。
半袖で自転車に乗るようになったら、少し腕が焼けたような気がします。
昼休み、私の隣に美容部員の人が何気に座ってきました。
以前仕事が引けた後に捕まって、ファンデーションを買うことになってしまった人です。
あれ以来、職場で顔を合わせたときに挨拶する程度でした。
平日だと、よく私に「○○がいいよ」と商売っ気なく勧めてくる30代主婦のGさんと
一緒になることが多いのですが、彼女は土日は休み。
そのため週末は社員さんやバイトの女の子が隣に来ることが多いのが常でした。
美容部員さんも初めのうちはとくにどうということもない日常話をしていたので
安心していたのですが、そのうち私の腕を指して
「あれ?ちょっと焼けてきてない?」
と指摘するのを皮切りに、日焼け止めのセールストークが始まってしまいました。
値段が数百円のものならともかく、化粧部門で売っているものを腕にまで塗るような
経済力はとてもじゃないけど持ち合わせていないので、どうしたものかと思いながら…
思い切って
「ごめんね、私あんまり経済的に余裕無いから、日焼け止めはコーナーにあるやつで
十分なんだよね」
そう正直に言ってみたのです。
すると美容部員さんは「ふーん」といった表情で
「まあうちも時給安いからねー、大変だよねー」
と言って、違う話題に持っていきました。
これは、ターゲットから外してもらえたと思っていいんでしょうか。
職場の人に貧乏人として認識されるのは情けないけど、本当に貧乏だから仕方がありません。
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