３ヶ月に一度遭う痛い目

 

今日は猫の日。

テレビを点けても、ネットを見ても、何気に猫関係が目につきます。

うちの猫がいなくなって、まだ９ヶ月、もう9ヶ月。

寂しいと言えば寂しいけれど、別の仔で埋まる穴でもないのです。

 

 

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昨日は３ヶ月振りに歯科に行ってきました。

現時点では治療するところは無く、定期検診です。

 

表はこの冬一番の猛吹雪。

ホワイトアウトで、徒歩でも5m先の看板が見えません。

 

眼鏡も曇るどころか、雪がへばり付いてコテコテになってしまい

裸眼でおっかなびっくりしながら前に進みました。

 

脇を締め、トートバッグを風で持っていかれないようにして

なんとか病院の前に着き、手袋を外そうとしたら

手袋に付いた雪が凍って、ボソボソになっています。

 

そんな風にして辿り着いたクリニックの待合室は、ガラガラでした。

余程痛みのある患者さんでない限り、こんな悪天候の中

余分に出歩きたくない気持ちは、よーく分かります。

 

でも、このクリニックは、ドタキャンに厳しく

 

『予約当日にキャンセルがあった場合は、それ以降の診療方針を

長期で見ることはせず、その場で出来る程度の治療に変更します』

 

みたいな内容のポスターが貼られているのです。

 

私の場合、過去に根が折れた右下の奥歯が、いつか不味いことになる恐れがあり

一応長期で診てもらいたいので、頑張って予約した日時に来ています。

 

いつもは先生と衛生士さんの2人で営業している歯医者さんですが

今日は先生1人だけでした。

 

診察券と保険証を渡すとすぐ

「こちらへどうぞ」

と呼ばれ、診察台に座ると背もたれを倒されました。

 

先生は私の顔に、口の部分だけが空いたナプキンのようなものを掛けると

全体を見ながら

「どこか変わりはありませんか？」

と聞いてきます。

 

無いと答えると

「でもちょっと、歯石がまた付いてますね。

これ取りますね」

という声がして、いきなり歯の付け根辺りに、痛みが走り出しました。

 

歯は毎食後磨いているものの、私は歯石が付き易いのです。

体質的なものなのかもしれません。

 

そして歯石は大体歯と歯の間か、歯と歯茎の間に付くものです。

なんというか、治療中、ちょこっと歯茎をめくっているのではないかと

思うような、シクシクとした痛みが10分以上続きました。

 

なんとか治療を終えた後も、すぐに名前を呼ばれ

会計と次回の予約をしてきました。

次は３ヶ月後。

 

それまでにもし右奥歯に何かあったら、親知らずの移植などという

大掛かりなことになってしまいます。

 

それを思えば、多少滲みようが、鉄の味がしようが、歯石取りだけで済んで

良かったし、次もそうであって欲しいと願いつつ…

 

湿った手袋をして、また猛吹雪の中、脇を締めて帰りました。

 

 

それはそうと、明日は最後の出勤日。

行きたくないなぁ…