一人暮らしで病に倒れて、心配だったのは仕事と猫のこと。
仕事に関してはもう少し心の整理がついたときに改めて書かせていただきますが
猫に関して、そして入院準備に当たっては、人の助けを借りなければ
乗り越えることができませんでした。
Bさんは入院準備の話を聞いて手続きしてくれたり
私の自宅から着替えやタオルなどを持ってきてくれたり
退院時には入院費用を一時的に立て替えてくれて
タクシーで送ってくれたり…
それと、私が飼っている猫の様子を平日は毎日1回見に行って
餌と水とトイレの管理をしてくれていました。
土日はBさんが忙しいということで、Aさんが代わりに私の家に行って
猫の世話をしてくれました。
AさんとBさんのことは好きだし大切な友人ですが、古くからの大親友とまではいきません。
知り合ったのはこちらに来てからだし、一時同じ会社に勤めてお昼を一緒に食べたり
退職後はたまにメールかラインをする程度に仲良くしてもらった、くらい。
本来ならここまでお世話になったり、迷惑をかけたりする間柄ではないのです。
そもそも引っ越してから、私は自宅に2人を招いたことすらありません。
でも、独り身の私が身動きを取れなくなったとき、人の情で手を差し伸べてくれました。
それだけに、ありがたさと、それ以上の申し訳無さで、胸が一杯になります。
かかった実費を返すのは当然のこととして、それ以上を
どういう形で返せばいいんだろう…
とくにBさんには快気内祝いを渡すくらいじゃ全然返しきれない恩を受けました。
もしいつか2人に何か困ったことがあったら
絶対に手を貸すことだけは心に決めています。
…とはいえ退院した今だって、めまいは改善したものの完治にはほど遠く
自宅療養中のこんなフラフラな状態で、何を言ったって口先だけ。
少しでも早く健康を取り戻すしかないのが現状なのでした。
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