無様にひっくり返る

朝、出勤して、職場までほんの数メートル、というところで

思いっきり滑って仰向けにひっくり返り、背中の上部と後頭部付近を

強打してしまいました。

最初は何が起こったのか分からず、空をただ数秒間、呆然と眺めていましたが

ふと我に返って起き上がり、慌てて職場の裏口に回りました。

ロッカールームで厚手のニット帽を脱いで、後頭部に手をやってみると

とくにコブなどは出来ていませんでした。

コートも綿入りの分厚いものだったので、大きな怪我は無かったようです。

完全武装の状態で、本当に良かった…

とくに帽子を被っていなかったら、危なかったと思います。

何事もなかったかのように着替えて、いつものように仕事をして

いつものように遅番で昼の休憩に入ると、いきなりパン、と背中を叩かれて

「くるさん、びっくりしたわー！店の前で思いっきりステーンと

ひっくり返るからさー！」

と言われました。

前にロイヤルカナンを勧めてきたGさんです。

大きな声に周りのパートさんも、え？という顔をしています。

（うっわ、この人に見られてたのか…）

と思いつつ慌てて

「いや、でも、厚着してたから、大丈夫だったよ」

と答えると、Gさんは

「そう～？でもどっか痛いとことかあったらすぐ言った方がいいよ。

通勤中なら労災下りるよ」

労災かあ…

言われて初めて気が付いたというか、正直、全然頭にありませんでした。

今日は特に何でもないけど、もしまたひどい転び方をしたときの為に

覚えておこうと思います。

でももう転ばないように、細心の注意は払いますけどね。

とくに知っている人に見られそうな場所では。