今日は疲れが抜けきらず、体調はイマイチ。
それに加え、入院患者さんの数が増えたり、細かいトラブルなどが積み重なって
作業を終えるのに普段よりも30分程時間がかかってしまいました。
仕事を終えてぐったりして休憩室に戻ると、S木さんとT中さんが
世間話をしている真っ最中。
事あるごとに衝突している2人だけれど、事が無ければ何でもないように
会話をするのが常です。
それぞれに年齢を重ねて、割りきる時は割りきって普通に会話ができる
普通の大人なのでしょう。
私が部屋に入ったときの話題は
『60代になってから未経験で清掃の仕事を始めた人はすぐ辞める』
でした。
S木さん「いくら求人で60歳以上可と書いてあっても、他所で経験ある人ならともかく
初めての人はまず仕事を覚えられないよね」
T中さん「ああ、私も昼からの方で66歳の人が来たことあるけど、教えてても
話を聞いてるんだか聞いてないんだか、よく分からない」
2人とも、自分も60代なのになかなか容赦がないな…などと思っていると
S木さんが言ったのが
「だからねえ、くるさんもここ辞めないで、ずっといないとダメだよ。
他の仕事をイチからやろうとすると、絶対苦労するよ」
でした。
えっ…そういう方向から流れ弾が…と、内心では少し警戒しつつも
「そうですねー」
などと流すと、T中さんが
「そういやフェイスブックで登録してる60代の人が…」
と話し始めて、S木さんが間髪入れずに
「えっ、何、まだそういうのやってるの」
と突っ込んでいました。
2人とも午前の仕事を終え、それぞれ午後の仕事も抱えていても元気です。
一応50代後半の私が、一番気力にも体力にも欠けているのを自覚しつつ
「お先に失礼しました~」
と、ヨレヨレになりながら挨拶をして、その場を退散したのでした。