朝、歯医者さんに行き、右下の奥歯に新しいクラウンを被せてきました。
今日は麻酔も打たず、すぐに終わるかと思われたのですが…
まず歯の穴に蓋をしていた白い薬を取って、空気のようなものをシュッ、シュッ、と吹き付け
新しいクラウンを、接着剤を付けずにはめました。
その後、噛み合わせを見る小さい紙を噛んだりしたのですが、どう考えても
新しくかぶせたものがちょっと高いというか、出っ張ってる感じがするのです。
強く噛むとあごの関節がピキーンとなるレベルで。
それを訴えると、先生は「ちょっとアレかな…」とクラウンを取り外し
横のテーブルを寄せて、円盤型のやすりのようなもので表面をキーンと削り始めました。
歯を削るドリルの音も苦手ですが、耳元で金属を削る音も、別な意味で相当です。
痛くないだけでもありがたいと思わなければいけないのかもしれませんが…
そこからは金属をはめて、紙を噛み、外して、削る、の繰り返し。
削ると言っても、低く削りすぎると戻せないので、ほんの僅かずつ、慎重に削ります。
5、6回ほど削ったところで、ようやく違和感が減って、薬を詰めて金属を固定しました。
治療を終えて、少し買い物をしてから帰宅したのですが、あまり食欲がありません。
消毒の臭いに包まれながら、金属を削る音を間近に聞き続けたせいでしょうか。
通院は今日でおしまいです。
治療が長引かなくてよかった…
今は残った仕事を少しでも進めて減らすことに専念します。