毎週金曜日、在宅ワークの完成品を送って、郵便局の建物から1歩踏み出すと
肩の荷が半分下りたようになります。
その後すぐパートの職場に向かうので、半分しか下りないのですが。
午前中、店内で20歳前後の女性のお客さんがしゃがみ込んでいるのが見えました。
なかなか立ち上がらずに下を向いているので、急病か何かかと思い
「どうかなさいましたか?」
と声をかけて近付こうとすると、その人は慌てた様子で声を上げました。
「ダメダメダメ!来ないで!」
一瞬、状況が飲み込めずに固まってしまいましたが、そのお客さんが床にしゃがみこんで
探していたのは、コンタクトレンズの片方でした。
いわゆるカラコンです。
カラコンなど縁のない人生だったので、あまり興味もなく過ごしてきましたが
実際にカラコンの使用前と使用後の状態を直に見てみると
けっこう印象が違って見えるのでビックリしました。
カラコンが入っていない方は、まあ普通の大きさの目なのですが
入っている方は目の外側の大きさが同じでも、黒目がくりくりしてぱっちりした感じです。
それが一つの顔に同居していると、何となく違和感がありました。
色が付いているせいか、その後すぐにコンタクトは見つかったようで、お客さんは化粧室の方に
歩いて行きました。
(ソフトコンタクトでも落ちることはあるんだ)とか
(床に落ちたのをまた目に入れて大丈夫なのかな)とか、いろいろ気になったのですが
ともかく落ちているレンズをうっかり踏んだりしなくてよかったです。