今日からまたパート2か所を掛け持ちする生活の始まりです。
忙しい4日間が始まります。
切った指はまだ完治していないけれど、傷口の深いところはくっついたので
仕事には影響がない感じです。
今日もランチタイムの喧騒が終わって一息ついていると、右肩をポポポポポンと
小刻みに叩かれました。
振り向くと後ろには店長さんがいて、こう声を掛けてきました。
「くるさん、今日夕方から出れる?」
「えっ?」と一瞬言葉に詰まってしまいました。
店長さんには面接のときに、私が3時以降から別のパートを掛け持ちしているのを
話してあったからです。
でもまあ店長さんも多忙そうだし、忘れてしまったんだろうと思いながら
「すみません、3時から次のところがあるので…」
と、やんわり断りました。
すると店長さんは「うーん」と言いながら、事務所の方に向かって行ったのですが
10分ほど経つとまた戻ってきて
「もうひとつの方って何時まで?今日だけうちの方を優先してもらうわけに
いかないかな」
そう言われました。
時給だけで言えばこちらの方が多少高いのですが、3時以降は本来
向こうの方で勤務するのが当たり前の時間帯。
私が休めば今度は午後からのパートの方が人が足りなくて困るはずです。
すみませんと言いつつ改めて断ると、店長さんは大きく溜め息をつくと
「そうか、わかった」
の一言を残し、また事務所に戻っていきました。
ちょっと気まずかったけれど、一応仁義は通すべきだし
仕方がなかったと思います。