でもその頃は皆もまだ学生か、社会人になってそれほど経ってない頃で
そこまで変化もなく、差もついていません。
普通に楽しく飲んで、近況について語って終わりだったと思います。
そのあと上京してからは、一度も同窓会やクラス会の類には出席していません。
それでも20代のうちは連絡を取る友人などもいたのですが
今はさっぱりご無沙汰になりました。
元同級生たちの多くは転勤以外で地元を離れることはほとんどなく
一時的に上京しても結局はUターンするパターンが多い、保守的な土地柄で
弟たちも地元に根付いて生きています。
そんな中、1人、地元に居付かないばかりか、遠い場所に行ってなお
その土地で根を張ることができなかった私にも
同窓会の出欠だけは送られてきます。
「遠いから行けない」
そんな大義名分で、出席に縦2本線を引き、欠席に丸をしてポストに入れましたが…
でも多分、現時点で地元に戻っていても、やはり欠席に丸を付けていました。
自分の立ち位置を確認するのが、とても怖いからです。
自分が人からどう見えるかなんて、とっくに気にしてないつもりでいたのに
実際にはそこまで悟っていなかったのでした。
*『毎日が発見ネット』様の体験記コーナーで連載中。
第1土曜日の夜8時台に更新予定です。
最新版は2月1日に更新されました。

「生涯、女として現役でいたい」マッチングアプリで婚活する60代女性を待ち受けていた罠/くるぴた
皆様こんにちは、『ぼっちシニアの幸せ探し貯金日記』の管理人"くるぴた"です。 【前回】ひどい男尊女卑!彼の友人...
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。