早朝から小さい粒のみぞれが降っていて、一応傘を持って出勤。
完全な春はなかなか来ないけれど、普通の靴を履いて軽快に歩くと
細かいことは気にならなくなってきます。
最近は午後3時から5時間入る小売店のパートのことはあまり書いていません。
多分、厨房のパートと比べて、波風があまり立っていないからですね。
仕事も自分の担当の範囲は覚えきって、ほぼルーチンワークになっているし…
でも今週は社員さんの中で新店舗に応援に行く人がいるので、いつもより少ない人数で
店を守っていく状態で、少し気合を入れています。
一か所が開店セールをすると、ほかの店も便乗でセールをするので
一層忙しくなるのです。
こちらの店にも高校を卒業して春休みの間だけバイトをする学生の子がいて
私が付く形でずっと同じ業務をしています。
期間が短いので仕事を覚えてもらうというより、いっしょにいて
こちらがそのつど指示をしながら、作業をこなしていく感じ。
人に教えるのがあまり得意ではなかったけれど、さすがに勝手知ったる仕事なので
それなりに滞ることなく説明もできて、作業が進んでいきます。
勤め始めて2年半、途中でいろいろなことがあったけれど
だんだんここが自分の居場所として、自分の中で定着してきたようです。
とはいっても、1日5時間のただのパートの立場である以上
根なし草には変わりません。
でもかつてのような、風が吹いたら飛びそうな不安定な暮らしからは、少しずつ
遠のいているように思えて、以前とは違った安心感があるのです。