便器が溢れてしょんぼり

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今朝、出勤して、塩飴の守衛さんに何か言われるかと思ってビクビクしていたら

とくに何も言われませんでした。

今の時点ではとくに話は伝わっていないようです。

ホッとする傍ら、単に面倒事が先延ばしになっただけのような気もして

やはり落ち着きません。

 

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今日は比較的仕事がスムーズに運び、患者さんの入っていない病室もあったので

(早めに仕事が終わるな)とほくほくしていたら…

 

一通りの作業が終わり、あとは片付けのみとなったところで、やや年配の看護助手さんに

 

「すいません、ちょっと」

 

と声を掛けられました。

話を聞いてみると

 

「階段の近くの車椅子用トイレが溢れたので、床を拭いてもらえませんか」

 

あーーー…

いつかこういう日が来るだろうとは思っていたけれど…

それでも一旦家に帰った後に、電話で呼び出されるよりはマシなのか…

 

問題のトイレを見ると、完全に便器から汚水が溢れて、床が水浸しというより

2~3㎜の深さがあるくらいの水溜りになっています。

 

朝、ドアに使用不能の紙が貼られていたので、隙間からちょっと見た時には

ここまで大変なことにはなっていなかったのに…

 

車椅子用のトイレはセンサーで水が流れるので、詰まった様子を見に行った看護師さんが

反応させてしまい、何度か自動で水が流れてしまったため、大惨事になったとのこと。

その後センサーを切ったものの、時すでに遅し。

 

こちらは普段の掃除の方法は覚えていても、こういう緊急時の対応は

まだ教えてもらっていませんでした。

実際にそういう現場に遭遇しないと、なかなか分かりにくいものですし。

 

急いでS木さんに電話で事情を話し、必要な道具を持って来てもらいました。

 

S木さんは状況をひと目見て

 

「うわああ、これはひどいわ!」

 

と声を上げましたが、ベテランなので、さっさと作業を始めました。

 

専用のモップに汚水を含ませて、足でレバーを踏むとモップを絞れる四角いバケツに

溜めるようにして、どんどん水分を減らしていきます。

 

しばらく手本を見せてもらってから、途中で交代しました。

なにぶん大量にこぼれているので、モップに吸わせてはバケツで絞りを

何度も繰り返しても、なかなか終わりません。

 

それでもなんとかこぼれた分は吸い取って、仕上げ拭き用のモップに持ち替えて

全体を綺麗にしました。

 

バケツに溜まった汚水は別の無事なトイレに流して捨て、そのトイレを軽く掃除して

ようやく作業は終わりです。

 

詰まったトイレの修理は、専門の業者さんに依頼するとのことで

そちらは何もしないで済みました。

 

休憩室に戻ると、普段の終業時間を40分以上過ぎています。

 

「まあ、しょうがないねえ。

でもこれも仕事だから、コレになるから」

 

と、S木さんが親指と人差し指で輪を作って言いました。

 

でも、個人的には『コレ』にならなくても、汚水に近寄ることなく

早く家に帰れる方が、ずっとありがたい…

それが本音です。

 

普段よりはるかに疲れました。

 

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