長らく人手が足りなかった勤務先の病院の守衛さんは、新人さん2人が
居着いてくれそうな雰囲気で落ち着いてきました。
これで後は清掃の人が1人、決まってくれるとありがたいのですが
こちらはなかなか難しいようです。
連日30℃以上の気温が続く札幌。
身体を動かす仕事をする者にとっては、試練の季節です。
それでも院内に居れば、弱いながらも冷房が入っているけれど…
一番厳しいのがゴミ倉庫。
当然冷房などは無いですし、出入り口以外の窓もありません。
ゴミ袋だけがギッシリ置かれています。
毎日この狭いゴミ庫の中で、仕事で集めた黒い45ℓのゴミ袋を
90ℓの厚手の袋にいくつも入れて、空気を抜きながら押し込んで
これ以上入らない状態にします。
そうなると袋の口は結べないので、布テープで上の部分を留めるのです。
この作業中が、まあ暑いこと、暑いこと。
回収は清掃局ではなく専門の業者が行い、大きい袋の数で引き取る値段が
決まっているので、とにかく個数を減らさなければなりません。
(はあ…暑い…こんなの機械でガーッと潰して小さく出来ればいいのに…)
と思っていたのですが…
よく見たら、ゴミ庫の片隅にありました。
タテヨコ1m角で高さ2mくらいの、縦長のよく分からない錆びた金属の箱。
これ、ゴミの圧縮機でした。
前々から何かあるなとは思っていたのですが、用途が不明だったのです。
しかし上の方に『使用禁止』と書かれた紙が貼られています。
電気代がかかるのか、音がうるさいのか、よく分からないけれど
多分、手でやる方が早かったのでしょう。
今日も数分とは言え、ゴミ庫で袋を圧縮することになると思いますが
なるべく早く済ませて、中の熱気で倒れないようにしたいと思います。