ガリでチビだった私が、肥満児へと舵を切ったのは、小学2年生の時。
自家中毒で入院した時のこと。
それまでの私は、家で出される食事が納豆ご飯だけとか、卵かけご飯だけとかだったので
『食べること』にほとんど頓着がなく、小食な子供でした。
典型的な『学校で給食が食べきれず、そのまま居残りさせられるタイプ』です。
それが、入院した2日間、食事は重湯と人参ペーストだけ。
どちらも異様に不味く、ほとんど手を付けずに断食状態で退院しました。
点滴をしていたので、空腹でもそれほど苦しくありませんでしたが…
退院したら、何を食べても美味しいこと美味しいこと。
折しも上の弟が物心がついたあたりから、母親のレパートリーも増え
食べることへの執着心が生まれたのです。
そこからいわゆる『健康優良児』へは、あっという間でした。
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