最近は仕事で、最初に教わった発信の仕事と、後から研修した受信の仕事を
状況に合わせて切り替えることが多いです。
比べてみると、どちらも辛い部分があって、どちらが一概に大変とは言えないのですが
発信の方には、受信にはない辛さがあります。
それは、受信の人がした不手際を、自分がかぶることになるケースがあることです。
受信の場合は、他のオペレーターの失敗が影響することは、ほぼありません。
発信は受信の人の残したデータを基に電話を掛けるのですが、その時点で情報が足りなかったり
間違っていたりすると、実際にお叱りを受けるのは発信のオペレーターなのです。
昨日はそういった案件が数件あって、かなり落ち込みました。
電話の相手の人も、情報が足りなかったりする以上、苦情を呈すのは当然なのですが…
でも「バカ」という単語を使われたり、露骨に溜息をついたり
「あんた名前は?覚えとくわ」と言われたり、電話を思い切りガチャ切りされたりすると
さすがに凹みます。
「前に担当した者がそのように請けておりまして」とは言ってもいいように指導されては
いるけれど、それを言うと「責任転嫁している」と受け取る取引先もいるので
難しいところです。
困るのは人の出入りが激しい職場なので、常に初心者がいるため、ミスも常にある状態だと
いうところ。
でも、私自身も受信の仕事を始めたばかりの頃は、こうやって先輩のオペレーターの人に
迷惑を掛けていたのかと思うと、いたたまれない気持ちにもなります。
怒鳴られようが、ネチネチ言われようが
『これはこういう仕事、何でもない普通のこと。
落ち込む必要もない、流せばいいだけのこと』
そんな風に割り切ったり、上手く消化できない自分は、本当にこの仕事に向いてないと思います。