昨日は始業も終業も1時間遅れの勤務でした。
日中の仕事は、それなりに細かいゴタゴタはあっても、さほど変わったこともなく
比較的順調に過ごせたのですが…
本来なら帰れるはずの午後8時を回り、もうすぐ9時に差し掛かった頃。
疲れが出たのか、気の緩みがあったのか…
周りはもうあらかた人が帰っていて、少人数で固まって仕事をしていました。
人数が少ないと、他のオペレーターが何を話しているのか、聞こえやすくなります。
私は受信の仕事をしばらくした後、発信の仕事に切り替わったのですが…
不意に隣のオペレーターさんから
「くるさん、これ、8時で営業時間終わってたの、気付いてましたか?」
一瞬で自分の顔色が変わったのが自分で見えるような気がしました。
そういえば、確認していません。
滅多に出てこない案件だったのと、8時までの勤務の時の癖が抜けていませんでした。
隣のオペレーターさんは発信の仕事をしていて、私が受信した電話の案件を見て
気が付いたようです。
普段は誰がどの電話を取ったのかは分からないようなシステムになっています。
こんなふうに、真横で誰がやらかしたかすぐに分かってしまう状態は、とても珍しいのです。
恥ずかしいやら、申し訳ないやら、他の人の仕事の手間を増やしてしまって
自分が情けなくなります。
「すみません、すみません」と謝りながら、そのオペレーターさんが案件を無事に
終えるまで、9時を過ぎても席を立てませんでした。
仕事の文句を言う以前に、細かいところに気が付かない自分には、ここで働く資格が
無いのかもしれません。
ただ、ここを離れるとしても、契約期間を満了するまでは、努力だけはしなければと
反省しました。