頭に何か落ちてきた、と思ったら、雨粒。
雪国で、クリスマスなのに、ピンポイントで雨です。
これから気温が下がる予報が出ているけれど、濡れた路面が凍らなければいいのですが。
今の病院の仕事が始まってから、作業がきつい、疲労が抜けない、身体が痛い…
それが続いて、今の職場を辞めたいと思わない日はありませんでした。
それでも短時間勤務で社会保険に加入できる、勤務地が徒歩圏というメリットもあって
ここまで続けてきましたが…
また精神的に負担になることが増えて、辞めたい病が加速してきました。
この病院には高齢の守衛さんが交代で勤めています。
その内の1人の守衛さんに困っているのです。
昨日のクリスマス、淡々と日常は過ぎていくように見えましたが…
朝5時半に出勤して、さあこれから仕事だという時。
守衛室と休憩室は兼用で3畳間の広さしかありません。
私は家から制服で来るため着替えの必要はないので、守衛さんはそのまま部屋にいます。
仕事で休憩室を出るまでに体温を測ったり、出勤時間を表に記入したりする間
守衛さんと世間話などをしたりするのですが…
昨日の当番だった守衛さん(仮にHさんとします)が
「いやあ、今日はせっかくのクリスマスなのに仕事だねえ。
仕事が無ければデートにでも誘いたかったのに」
「ホントにねえ、老いらくの恋って言うか、俺はあなたのことが好きだから
こうして二人っきりで話ができる時間が、もっとあればいいと思うよ」
「家近いんだってね、どの辺にあるの」
と言ってきました。
毎回笑ってごまかしますが…
9月辺りの、まだ私が病院の清掃の研修をしていた頃から
ずっと似たようなことを言われています。
最初は冗談なのだろうと思っていたのですが、この守衛さんは守衛の仕事以外にも
段ボール整理の作業も兼任していて、週5日で出勤しているので
他に人気のない地下1階でも、毎日顔を会わせなくてはいけないのです。
そしてその度に塩飴を手渡ししてきて、手に触れるたびに
「30秒、30秒」
と言ってきます。
毎朝、毎朝、です。
以前、Hさんが塩飴をくれた時に
「あのさあ、前に聞いたんだけど、好きな人に触ると寿命が30秒伸びるんだってさ」
と言ってきたことがあります。
そのアピールのようですが…
こちらはただの50代後半の小太りのおばさんだし、何でそういう対象になっているのか
全く理解できません。
Hさんは多分70代で、髪は白髪8割黒髪2割、いかめしい顔つきの恰幅の良い人。
でもこちらとしては、全く恋愛対象にはなり得ません。
断りたいと思っているけれど、これからも毎朝顔を会わせなければいけないのに
人間関係でこじれて遺恨を残すようなことになったら面倒だし…
一度S木さんに相談すると
「ええ?
多分冗談か何かじゃないの?
あの人は元公務員だし、そんな変な人じゃないでしょ」
と、取り合ってもらえませんでした。
離婚以来、男の人と付き合うとか、一緒に暮らすとかには完全に懲りてしまい
もう絶対にしたくないとしか思えないし、ジョークだとしても
上手く受け流すのが苦手で、苦痛しかありません。
どこまで本気で言っているのか分かりませんが、そういう言動は止めてもらいたいのです。
もっと若い人が相手だったら、セクハラに当たるのではないでしょうか。
老いらくの恋自体は否定しませんが、双方の同意があってのことです。
70も過ぎているのだから、相手にその気が無さそうなら、早めに引くことを考えて欲しい…
この話はブログに書くのをずっと迷っていましたが
正直かなりストレスになっているので、書いてしまいました。