ペットロスは不治の病と知った時から始まる

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本当だったら3日は祝日業務の研修だったけれど、S木さんから前日の夜に

「悪いけど3日は出てこなくていいよ。

猫ちゃんと一緒にいてあげて」

と電話がありました。

 

どういう事情かは聞かされなかったのですが、今は一日でも休みが欲しかったので

深追いはしませんでした。

猫の病気のことは普段から話してあったので、気を遣ってもらったのかもしれません。

 

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そんな訳で昨日は予定外の休日でした。

 

どこにも出掛けず猫と一緒に過ごす一日。

同じように家に居るだけなのに、1カ月前とは全然違います。

 

身体がどんどん骨ばって小さくなり、綺麗だった毛並みは毛先が割れて

机の上にあるお気に入りのクッションの上から、ほとんど動かない猫。

 

その口元に、台の代わりに21個入りのコンソメの箱を置き

スープやペースト状の餌をその上に載せて、食べられるようにします。

 

トイレは机の横に、子猫用のあまり跨がなくてもいい物を置いたけれど

やはり今までのトイレに向かっていって、途中で力尽きるので

床の後始末をしたり…

 

ときどき咳き込んだり、どうかするとヒューヒュー音を立てるので

酸素ハウスに入れると、必死の形相でハウスの壁をかきむしったり

床に敷いたマットを掘るようにめくったりするので、結局出して…

 

最近は「可愛い可愛い」と声を掛けながら頭やあごの下を撫でていると

ゴロゴロ音と共に、「ンー」みたいな声を出すようになりました。

 

一緒にいて、胸がざわついて仕方なくなります。

いても立ってもいられず、叫び出したいような、泣きたいような。

 

「飼い主の様子が変わると猫が不安に思う」と書かれているのをどこかで読んだので

表には出さないで、出来るだけいつもと同じように過ごしていますが。

 

もうこのまま仕事も辞めて、ずっと最期まで看取りたいと思う気持ちや

最期まで一緒には居たいけど、この目で看取るのが怖いと思う気持ちや

よくわからない、ただ荒れ狂っている感情が自分の中を吹き荒れる一方で

(仕事には行かないと)と、普通に思う自分もいます。

 

すぐに辞めさせてもらえる仕事なら、即辞めていましたが…

 

『その時期』が近付いてきて、冷静でいられなくなるのは予想していましたが

思った以上に厳しくて、辛くて、堪らないのです。

猫よりも、まず自分を持て余しているかもしれません。

 

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最後まで読んで下さって、ありがとうございました

 

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