朝、出勤したら、例によって休憩室が満員でした。
課長さんとS木さん、Y崎さんがすでに来ていて、狭い空間がぎゅうぎゅうです。
「おはようございます」
と声をかけると、S木さんがこちらを見るなり
「もう、参ったさ。
朝の4時からT中さんから電話がかかってきてさぁ。
足首が痛くて病院に診てもらいたいから昼から休ませて欲しいって言うんだわ。
午後からなら、朝から電話しなくたって、来てから言えばいいのに」
と、矢継ぎ早に言いました。
そして続けて
「それでさぁ、くるさん今日昼から用事ある?
悪いけど今日、昼の仕事頼める?」
とも…
まぁ、普通に断れる状況ではありません。
結局今日は3時間の残業決定です。
しかし少し困ったことになりました。
残業自体は疲れるけれど、そこまで困らないのですが…
普段の残業の日は、休憩時間が午前11時〜11時半に始まるのですが
その間は外出禁止なのです。
行ってもいいのは、職員用トイレと院内にある売店くらいでしょうか。
12時になれば外出できるので、その時に家に帰って昼食を摂ればいいけれど
往復の時間もあるのでゆっくりできません。
できれば11時台の内に休憩室で食事を済ませて、その後余裕を持ちたいのです。
だから普段は簡単な弁当を作って持ってきて、11時台に食べています。
しかし今日は急な残業なので弁当がありません。
売店に行って何かを買いたいけれど、それも無理。
財布…というか小銭入れの中に入っているのが
50円玉1枚と10円玉3枚しか無かったからです。
もしかしたら菓子パン1個くらいなら買えたかもしれません。
でも売店価格はスーパーなどより全体に割高なので確証がなく
その場でお金が足りなかったら恥ずかし過ぎます。
仕方なく、11時台はじっと待機して、12時に一旦家に帰り食事をして
慌ただしく病院に戻りました。
最近仕事帰りに、つい家の前の自販機で飲み物を買ってしまうので
財布にお金を入れないようにしていたのが、仇になった形です。
これからは最低でも千円札1枚くらいは財布に入れておくようにします。
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