あと10分もしたら出勤です。
窓の外は完全に深夜の様相を呈しています。
仕事用のシャツが寒くて、思わず厚手のジャケットに袖を通しました。
昨日の夕方、歯医者さんに行って、前回仮詰めになっていた犬歯と
前歯の治療をしてきました。
いつも治療の前に
「痛かったら手を上げてください」
と言われます。
今回は前歯を削ったときに少し痛かったけれど、手を上げようか迷っているうちに
治療が終わっていました。
これで右上の治療は全て終わり。
1か月通って、ようやく4分の1です。
これで全体の軽度の虫歯を治し、歯の移植まで辿り着くのに
どれだけの期間が必要なのかと思うと少し気が重くなります。
きっかけは前歯の小さな詰め物が取れただけだったのに、治療を終える頃には
年を越しているかもしれません。
職場でも、仕事中にS木さんがメモ帳を持って片手にやって来て
「あのさあ、そろそろ年末年始の予定を決めたいんだけど
元旦は全員出勤する決まりなのさ。
その後、2日は日曜休みで、3日から5日までの間に1日出てもらいたいんだけど」
と聞かれました。
いつでもいいと答えたけれど、11月も12月もすっ飛ばして年始の予定が決まっていくのが
先々まで枷がはめられていくようで、少し複雑な心境です。
来年には59歳、いよいよ50代も最後の年になります。
60歳になって年金の支払いが終了したら、社保にこだわる必要もなくなるでしょう。
そうなれば今の仕事に無理にしがみつく理由も消えます。
あと1年3か月。
そこから先のことを、これから考えなければなりません。
だんだん老いていくことを考えると、少なくとも早朝と深夜の仕事は
候補から外さないと、体調を戻すことは難しそうです。
会計を済ませてクリニックを出ると、既に表は暗くて
あまり買い物などの寄り道もする気になれず、真っ直ぐ帰宅しました。
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