送別会の打診

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今日一日働くと、最後の休日がやってきます。

火曜水曜の平日休みの生活とも、じきにおさらばです。

友人知人と同じ生活サイクルになる喜びもあれば、乗り物やレジャー施設が混んでないとか

休日に役所の手続きができるといった、平日休みだからこそ受けられる恩恵を

惜しむ気持ちもあって、ちょっと複雑ではあります。

 

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昨日、小売店の仕事が終わった帰り際、店長さんに呼び止められました。

 

(とくに何か言われるようなことはしてないはずだけど、何だろう…?)

そう思いながら、店の奥の片隅にあるカウンターの方まで行くと

 

「くるさんもね、何年もここで頑張ってもらったから、送別会をやろうかと思うんだけど」

と店長さんが言いました。

 

(いやいや、「何年も」って大袈裟な…)

と思ったけれど、そういえば勤めてから一応2年8カ月経っていました。

 

でも私が入った頃にお世話になった人達は、すでにほとんど残っていません。

そして今の時間帯でよく話す人達はみんな年齢が二回り以上も若い人ばかり。

 

昼間は学校に行っていたり、ダブルワークをしていたり…

そういう人達の時間を奪ってまで、やるほどのことでもないんじゃないか…?

 

話を聞いてから、一瞬のうちにそんな考えが巡りました。

 

「すみません、お気持ちはありがたいんですが…辞退させてもらっていいですか?」

少し間をおいて、そう答えました。

 

すると店長さんは

「そうですか…じゃあ、次のところに移っても頑張ってください」

そう言って、すぐに引き下がってくれました。

店長さんには派遣の話はしてなかったはずですが、すでに伝わっていたようです。

 

こうして、生活が少しずつ消えていきます。

地下鉄の駅に向かいながら

(この駅を使うのもあと少しだな…)

と少ししんみりしました。

 

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