スネ夫ポジションをやめました

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昨日から、K東さんが別の仕事をS木さんに教わることになりました。

朝は私と仕事を始めますが、途中で1時間抜けてS木さんのところに行ってから

また戻ってこちらに戻る、といった具合です。

 

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しかし昨日今日と様子を見ていたら、K東さんがちょっと疲れている雰囲気…

 

気になって様子を聞くと、今までの仕事の流れは

地下1階→4階→3階

だったのが、この2日間は

地下1階→1階→4階→3階

になっています。

 

今までのコースなら、早朝だったので地下1階から4階に上がるのに

エレベーターを使えたのですが、新しいコースだと1階から4階に上がるときに

もうエレベーターを使えない時間になってしまうのです。

 

両手に重い道具カゴとモップ2本とゴミ袋を持っての移動なので

それだけで疲れてしまいます。

 

それに加えて、4階にある調剤室は早朝なら無人ですが、1階の掃除の後だと

薬剤師さんが出勤していて、部屋のあちこちを移動しながら働いているのです。

掃除の仕方は同じでも、どうしても気を遣ってしまいます。

 

「1階と4階の時間を逆にしてもらうと、楽なんですけど…」

 

とこぼすK東さん。

 

1階も早めに掃除したほうが良いのですが、4階は30分ほどで終わるので

入れ替えても十分間に合います。

だったら…

 

仕事が全部終わって休憩室に戻ると、今日も課長さんとS木さんが先に戻っていました。

「お疲れ様です」の応酬の後、私の方から

 

「すいません、K東さんの仕事なんですけど、4階と1階の行く順番を

入れ替えてもいいですか?

それでも十分間に合うはずなんですけど…」

 

と話を切り出してみました。

 

「えーっ!?

ええ…、いや、でも、看護師さんたちが来るまでに終わらせないと…」

 

とS木さんは口ごもりましたが

 

「そうでないと、4階に行くときにエレベーターが使えないんです。

時間は十分間に合うので…」

 

と私が続けると、課長さんはK東さんの方を向いて

 

「それだったら、エレベーターでついでに上がっていったほうが良いね」

 

と援護しました。

すると、S木さんは、戸惑ったような顔をしつつも

 

「えー…そう…

まあ、だったら、4階が先でもいいかな?」

 

と折れてくれました。

 

K東さんはホッとしたような顔で先に帰っていきましたが

S木さんはまだちょっと釈然としない雰囲気です。

多分、私が割と強気で交渉したからでしょう。

 

今までこの職場で一番のペーペーだったのは私でした。

自分が一番下だし、課長さんはもちろん、S木さんにも、T中さんにも

Y崎さんにも、守衛さん達にも、口答えなどをしたことがありません。

 

とくにS木さんには完全にイエスマンを徹底していました。

その方が全てに於いて、スムーズに事が運ぶからです。

 

でも新人さんが入ってきて、仕事を教えるうちに

私の中でずっと眠ってきた『3人姉弟の一番上』の血が騒ぐようになってきました。

 

そうなると、新人さんには無事に独り立ちして欲しいし

意味なく不利益を被るような状況になったら、何とかしなければと思ってしまいます。

使命感が勝手に湧いて止まらないというか…

 

何でもかんでも反抗するわけではないけれど、新人さんの今後のためなら

S木さんの言いなりにはなりません。

あとほんの数日ですが、私はS木さんの腰巾着、スネ夫はやめます。

 

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