階段に置かれた怪しい袋

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晴れたと思えば曇り、雪が降る…

そんな毎日。

片付かない雪がうず高く盛り上がる歩道を歩いて、職場に向かう日々です。

 

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大分仕事に慣れて、頼もしくなったK東さんと共に4階に上がると

普段使われない屋上への階段に、ゴロゴロと沢山のゴミ袋が積まれていました。

 

一年半、ここで働いていますが、こういう光景は初めて目にします。

 

袋には一つ一つに小さなメモ用紙がセロテープで貼られていて

『2/8  19:30  2F』

『2/8  19:30  2F  枕カバー』などと

具体的な中身が書かれている物もあります。

 

問題なのは大多数が黒いごみ袋が使われていること。

黒は普段は一般ごみ用であり、見たら回収するように言われています。

持ち上げたところ普通の重さで、中身は普通のゴミや布っぽい感じ。

 

一部の透明な袋の中は、薬のパッケージや使用済みの注射の筒ではなく

普通の燃えそうなゴミでしたが…

 

正体が判らないゴミ袋を前に、K東さんも戸惑っています。

念の為に電話でS木さんに電話をして、事情を説明すると

 

「いや、こっちにも連絡来てないし…

2Fって書いてあったなら、2階のナースステーションに行って聞いて来て」

 

とのこと。

K東さんに別のところの掃除を任せて、急いで階段を降りました。

 

2階のナースステーションに行くと、ちょうど師長さんが居て

他の看護師さんに何か指示を出しています。

 

それが終わるのを見計らって、師長さんに声を掛けました。

 

「おはようございます、お話し中すみません。

4階から屋上に上がる階段に、2階と書いてあるゴミ袋がたくさん

置いてあるんですけど、あれはこちらで捨ててもいいものですか?」

 

すると師長さんは

 

「あれは感染ゴミなので置いといてください」

 

と一言。

 

えっ…

あっ…

ということは、大流行の、アレ関係ですか…!?

 

一応お礼を言って4階に戻ってきましたが…

私、袋を持っちゃったじゃないですか…

 

いや、中身を触ったとかじゃないので、大丈夫だとは思うのですが…

手袋もすぐ交換したし…

 

それにしても、うっかりゴミ庫に持って行かなくてよかった…

ゴミを圧縮する時に、袋に小さな穴を開けたりしますから。

 

だけど、そういう物なら『さわるな』と紙に書いておいてくれたら

絶対に触ったりしなかったのに…

 

仕事を終えて休憩室に戻ると、S木さんに話すと

 

「なんか2階で濃厚接触者がいたみたいで

◯◯◯号室は立ち入り禁止なんだぁ。

検査の結果が出たら、こっちにも連絡があるみたいだけどさ」

 

普段2階で掃除をしているS木さんと課長さんも神妙な面持ちです。

 

それでも完全に人が入れ替わる前で、まだ良かったかもしれません。

新人さんばかりの時になって、こんなことがあった時に

2階に聞きに行くとかは、分からないと思います。

 

何とも難しいのですが、もうじき辞めようと言う時期になって

この状況はとても不安が募ります。

 

とりあえず新人さんには、正体不明のものには触らないで

病院の職員さんに聞くように、徹底周知するしかなさそうです。

 

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