とうとう本音がポロリと

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あまり疲れが取れないまま一日が経ち、今日は月曜日。

いつものように出勤し、急いで作業を進めていると

手術準備室の男子トイレが詰まっているのに気が付きました。

 

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患者さんのいるフロアだと、たまにそういう事故があるので

汚物処理室のどこかに、詰まったトイレをスッポンスッポンする

ラバーカップが置いてあります。

 

でも、ほぼ病院関係者しかいないフロアには、それが置いてないのです。

しかも手術準備室の男子トイレと言えば、執刀医の先生か助手の先生…

あとは麻酔の先生くらいしか使いません。

 

誰ですか!

トイレを詰まらせて逃げたドクターは!

 

よその階でラバーカップを探してきて、スッポンスッポンしましたが

結構頑固に詰まっていて、直すのに10分以上かかってしまいました。

 

そのトラブルのせいで作業が全体に遅れてしまい

仕事を終わらせ休憩室に戻った時にはへとへとです。

 

手を洗った後、足首の調子がイマイチだったので

座布団の上で少し休んでいると、Y崎さんが戻ってきました。

 

すぐに帰らない私を見て、Y崎さんは

「どうしたの?」

と聞いてきたので、足首のことやトイレが詰まっていた話などを

かいつまんで話すと

 

「まあ、T中さんが先に逃げちゃったから、どうしようもないよね。

僕も本当は別の現場に移る話あったけど、途中で立ち消えになったし」

 

それを聞いて、なんだかやるせなくなった私は

 

「もう、会社もこの仕事の契約の更新、やめちゃえばいいのに。

会社的に赤字の現場で、働く方も仕事がきつくて誰も得してない。

きつすぎて、新しい人もすぐ辞めるし。

こんな仕事、無くなったって全然構わないよ」

 

「辞めたい」の一言だけは思い止まったものの

仕事に対する不満、病院に対する憤りみたいなものを

包み隠さずぶちまけた形になりました。

 

さすがに課長さんやS木さんには、こんな事は言えませんが

Y崎さんはずっと歳下だし、内心ではここを辞めたいと思っている人なので

ついこちらも本音が出てしまったようです。

 

今までどんな職場にいても、同僚の前で職場そのものを

悪しざまに言ったことはありませんでした。

 

でも今は、もういい人ぶったり、外聞を取り繕ろったりできないくらい

この仕事にうんざりしてしまったのです。

 

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最後まで読んで下さって、ありがとうございました

 

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