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「よく残ったよね」

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昨夜の帰りは土砂降り。

一夜明けた今朝は、陽が差していたと思ったら、急な通り雨。

まあ昨日は昨日、今日は今日。

これからの一日を頑張ってきます。

 

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昨日のOJT、午後イチでLさんが横に付きました。

私ともう一人の20代の新人さんの間にLさんが立っていて、一度に2人の指導をする形です。

 

私は発信の形で接続先がある程度わかっているため、単純な内容なら何とかなります。

とはいえ、今まで関わっていない内容も山ほどあり、そういう用件の電話もちょくちょく

掛かってくるので、慣れた人がいないとやはり対応できません。

 

それでも隣の新人さんは完全に初心者なので、Lさんはほとんど彼女の側に立って

付きっきりで指導し、私の方は手を挙げた時だけ指導していました。

 

私としても、Lさんがこちらに来る時はイラッとしているのが分かるので

新人さんの方に立っていてくれるのは、むしろプレッシャーが少ないように感じたのですが…

 

だんだんと難しいお客さんに当たって急いで手を挙げても、Lさんが常に新人さんへの説明を

優先しているようで、なかなか来てもらえない感じになってきました。

そのうち隣の部署のSVさんがパッと走ってきて、対応してもらったり…

 

時間が来て別のSVさんが担当を交代して、心底ホッとしました。

でもまだまだOJTは続きます。

先が不安で仕方がありません。

 

小休止に入ったときに、新人さんと少し話をしていて、私が発信から入ったことを言うと

新人さんに

「そのとき入った人はやっぱり受信に移るんですか?」」

と聞かれ、つい、当時の同期が誰も残っていないと答えてしまいました。

 

嘘をついても仕方のないことです。

でも

(これで新人さんに厳しい仕事のイメージがついて、辞めちゃったりしないか…?)

などと内心失敗したかなと思いました。

 

その時、少し離れたところで書類に何か記入していたLさんが

「本当に、よく残ったよね」

と言いました。

 

それが「こんな忙しい仕事なのによく残ったよね」とも

「仕事できないのによく残る気になったよね」ともとれる感じで

「はあ…」と半端な返事をしてしまいました。

 

隣で聞いていた新人の女の子は、どちらで受け取ったのかは分かりません。

でも辺りの空気が冷えているのは感じ取ったのでは、という気がします。

 

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最後まで読んで下さって、ありがとうございました



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