正直なところ、朝起きて、弁当を作って、身支度をするのが憂鬱になってきました。
パートの掛け持ちをしていた時にも、ここまで気分が落ち込んだことはありません。
でも自分から辞めるという選択肢が無いのは、以前かけた電話で実証済みです。
昨日からから始まったOJT。
私の隣には50代後半くらいの、いかにもベテランといった女性が座りました。
その人のヘッドセットには、こちらの電話が直に聞こえるようになっています。
こちらが受け答えに詰まるたびに、次にどうするかを指示するのです。
初めて受けた本番の電話は、たまたま掛けてきた人が穏やかな感じでした。
おかげでこちらも緊張しつつも言うべきことが何とか言えて、ひと安心。
その後も隣にいる先輩のアドバイスを受けながら、何とか無事に昼休みを迎えました。
休憩室に向かう際、出口近くで同期の皆を待っていたのですが…
前日まで一緒だった人が、2人いませんでした。
部屋を見回してみても、どこにいるのか分かりません。
先にOJTに進んでいた経験者さんのうちの一人が
「一旦向こうに行かない?」
と水を向けたので、今いるメンバーで休憩室に行きました。
初めて電話を受けてテンパっていた私は、周囲の状況に気が付いていませんでしたが…
今日来なかった2人も、派遣先から「もういいです」と言われたようでした。
ギリギリで踏みとどまっている私にとっては
(次は私かも)
としか思えず、気もそぞろです。
でも他の人達は、いろいろ情報交換に余念がないようでした。
その後の午後の仕事も、ベテランのかたのヘルプがあるから、何とかなったけれど…
本当に独り立ちできるのかは、まったく自信がありません。
先行きはずっと不透明です。