昨日は久しぶりに、いつもの美容院に行ってきました。
湿気が多いと髪が広がるので、できれば晴れた日に行きたかったけれど、まあそれはそれ。
セットしてもなかなかまとまらない髪を、毎朝自力で様になるようにしないと
出掛けるのが億劫になってしまいます。
担当さんはいつもの人で、私より1~2歳上の大ベテラン。
私の髪は量が多くて扱い辛いので、慣れたお店以外だと思った仕上がりにならないことが
多いのです。
前にお店に来た時はまだ次の仕事が決まっておらず
「だったら面接用にちゃんとしないと」と、カットを時間かけてやってくれたり
髪を染める時も、いつもはわりとメッシュが入った風の仕上がりなのを
1トーン落としてムラなく染めたりしてくれました。
そのため仕事が決まって落ち着くまでは、なかなか美容院に行く勇気がなかったのですが
今の仕事が何とか続きそうなので、ようやく足を運ぶことができたのです。
いつものように椅子に案内されて、ケープを掛けてもらい、髪をカットしてもらうときに
仕事が決まったことを報告すると
「えーほんと、良かったー」
と笑顔で言ってくれました。
そういえば仕事が決まったことを直接会って報告したのは、この美容師さんだけだったかも
しれないです。
弟たちはもちろん、以前の職場で仲の良かったAさんBさんもLINE。
直接声を聞いていません。
もちろんおめでとうの返事はあったし、それはそれで嬉しかったのですが
こうして相手の口から直接聞く言葉には、厚み、重みを感じます。
人と人とのやり取りはどんどん手軽になってきたけれど、間接的な交流だけじゃなく
直接、それも自分から働きかけるようにしないと、薄まる一方だと思った午後でした。