最近、名前を聞いてまさかと思うような人が、自ら命を絶ってしまうことが多くて
何ともやりきれません。
傍目には分からなくても、それだけの事情があったのでしょうが…ともかく
竹内結子さんの御冥福をお祈りします。
昨日の午前中、予約してあった動物病院に、猫を連れて行きました。
右乳首のひとつが赤く腫れているからです。
日曜日の病院は、予約制なのに混み合っていて、駐車場の車の中で
順番待ちをしている人すらいました。
私も予約時間の15分くらい前に病院に着いたものの、診てもらえたのは
予約時間から30分以上経ってからです。
あまり広くはない待合室にはリードで繋がれた犬が4~5匹と
キャリーに入れられた猫が1~2匹くらいの比率で、順番が来るのを待っています。
ずっとクンクン、ニャーニャー鳴いている患者もいる中で
うちの猫は耳を寝かせたまま、黙ってうずくまっていました。
いつも具合が悪くなってから病院に来ていたのに、とくに体調を崩してないのに
連れて来られて、納得がいかないのかもしれません。
順番が来て診察室に呼ばれ、診察台にキャリーごと載せ、カバーを外します。
先生が抱き上げて、患部の確認をしようとしたあたりで、猫が身をよじって
ニャーニャー暴れ始めました。
先生はキャリーのカバーを戻すと
「これは、乳腺腫瘍か皮膚腫瘍だと思われます。
皮膚腫瘍はそうでもないですが、乳腺腫瘍だと悪性の可能性が80~90%あります」
やっぱり…
目の前が真っ暗になりました。
その後先生に
「一般的には乳腺を縦一列全部とるのですが、この子の場合
それなりに高齢なので、あまり傷を大きくしない方がいいと思います。
患部とその下の乳首とリンパ節を切除して、しばらく転移や再発が無いか
様子を見たいのですが、手術はしますか?」
と言われ、一も二もなく同意しました。
「奥で血液検査とレントゲンを撮りますね」
と、先生が猫を連れて奥の部屋に行くのを見送り、診察室を出て
待合室に戻ろうとすると、後ろから地獄の底から呪うような低い猫の声が響いてきました。
うちの猫です。
毎回病院に行くとこんな状態ですが、全然慣れません。
申し訳ない気持ちで椅子に座ったまま、「ごめん、ごめん」と
頭の中で返事をするしかないのです。
検査の結果が出るのは来月の頭。
結果が出るまでの数日が、とても長く感じられそうです。