エアコンの暖房を消して、灯油ヒーターのスイッチを入れる夜。
今はエアコンも活躍しているけれど、しばらくしたらヒーターばかりになるでしょう。
冬はまだ本番前。
安い電気でしのげるのもあと少しです。
今日、掃除をしている病棟の隅にある、道具などを置く場所に行くと
普段1人部屋の掃除を担当しているT中さんが、声を掛けてきました。
「ねえ、土曜日にくるさんが掃除したとこだけどさ、今日立ち入り禁止になったけど
話聞いてる?」
上の方からは何も聞いていません。
私は通常は1人部屋には入らないので、そのせいかと思ったのですが…
「今日見たら、外に消毒セットが置いてあってさ、でもそんな話聞いてないのに
おかしいと思って助手さんに聞いてみたさ。
したら、やっぱり…」
土曜日に入ったあの部屋が、今は…
そんな危険と隣り合わせの感覚に鳥肌が立ちました。
でも、それより怖いのは、出入り禁止の部屋が発生したのを
清掃の者が知らされていなかったこと。
後回しにしてそのままになったのかもしれませんが、一歩間違えれば
クラスタが発生してしまいます。
T中さんが気付いていなかったら、自分もクラスタの範疇に入ってしまったかもと思うと
背筋が寒くなりました。
今は絶対、コロナに感染したくありません。
後遺症も怖いけれど、一人暮らしならまだしも、入院や隔離されたりしたら
猫との生活が破綻してしまいます。
もともとはマンションの清掃に応募して、働いていたのに
病院に配置転換にさえならなければ…
少なくとも報・連・相だけは徹底して行うよう、病院側に対処してもらうことを
切に願っています。