午前中の仕事を終えて道具庫に戻ると、課長とS木さんが
先に道具を片付けていました。
この日、午後からの居残りは私なので、2人は早々に仕事を切り上げて
帰り支度を始めるようです。
道具の入ったカゴを少し離れた場所に置いて、モップの柄を別の場所にしまおうと
その場を離れようとした時、S木さんに呼び止められました。
「ああ、丁度よかった。
あのさぁ、今後のことなんだけどね、次の人が決まって落ち着くまで
平日の休み、我慢してもらえないかなぁ。
私らだけじゃ3コースやるの無理なんだ」
一番恐れていたことが起こりました。
週休二日制じゃなくなると、色々な面で困ることになるでしょう。
今までよりもなお、疲れが取れなくなります。
週の途中で1日休みが入ることで、体力を多少戻せていたのが
それが無くなって、週末には相当疲弊していると思われます。
そうなると日曜日はグッタリしてしまい、在宅の仕事にも
かなり影響が出そうです。
身体的にダメな分、精神力で維持していかないと…
怖いのが、次の人が入ってそのまま居着いてくれるのが
いつになるのか、先が全く見えないこと。
自分がこれまでこの職場で体験してきたことを考えると
そんな人はどんなに待っても永遠に来ないような気がするからです。
5時半という始業時間の早さ。
覚える仕事の煩雑さ。
勤務時間と労働量が合っていないため、常に急かされる仕事。
病院のカーストの中で、一番下の扱い。
私とT中さんは離婚して自力で生計を立てる必要があり
仕方なくある程度耐えてきました。
でも、そこまで生活に困っていない人なら
すぐに辞めるという結論が出るでしょう。
私も、既にあちこち身体を痛めています。
これまで眼科と歯科に通っていたので余裕がありませんでしたが
歯科の通院が終わったので、近いうちに職場とは別の整形外科で
検査を受けるつもりです。
もしも良くない結果が出たら、こちらも無理は出来ないことを
課長さんとS木さんに申告しようと思います。
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