空は灰色。
まだ雨の気配は残っているけれど、出掛けなければ関係ありません。
今日から3連休です。
義務から解放されると、時間の進み方が早くなります。
いつも応援ありがとうございます
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昨日、研修を卒業してOJTに移るテストの結果が出ました。
最初に自習時間が設けられ、一人ずつ会議室に呼ばれて10分くらい経つと
クリアファイルを手に研修室に戻ってきます。
自分はおそらくダメだと分かっているけれど…
戻ってきた人たちの話で、採点済みのテスト結果の返却と、週に一度の
偉いSVさん(室長さん)との面談を兼ねているのを知って
ドキドキしながら順番を待っていました。
「次、くるさんの番だって」
面談から戻ってきた同期の人に言われて、会議室に行くと
室長さんと、試験官だったSVさんが正面に座っていました。
「「どうも、お疲れ様です」」
「お疲れ様です」
挨拶が済むと、試験官のSVさんがクリアファイルを渡してきました。
ファイルの一番上に、今回の採点結果が挟まっていて、その点数を見てギョッとしました。
もし何か飲んでいる時だったら、噴き出したと思います。
私はてっきり、テストの内容は電話対応と後処理の2種類だけだと思っていたのに
実は、お客さんの会話の内容に合わせて、システムに登録してある情報を
更新する要素があったのです。
そこの項目が0点でした。
0点なんて、学生時代にも取ったことがありません。
私は研修期間、いったい何を勉強してたのか…
我ながら、茫然としてしまいました。
そして、途中で時間切れになった後処理も、30点。
一応合格ラインに達していたのは、電話応対だけです。
「時間が足りなかったですかね?」
試験官のSVさんがそう言ってくれましたが、時間があっても
システムは変更していなかったので、どっちにしても不合格なのは間違いありません。
「今回不合格だった人は、来週の木曜日にもう一度テストを受けてもらって
6月の第2週には全員でOJTに移れるようにするので、頑張ってください」
と、室長さん。
「はい、わかりました」
と答えてはみたものの、一週間でどこまで出来るのか、不安しかありません。
「あと、今週、何か気付いたことや、こうして欲しいと思うことはありましたか?」
と聞かれ
「もう少しシステムの説明や、後処理の記入例をたくさん見たいです」
と答えると、室長さんは
「そういう声は多かったので、不合格の人はその辺りをもう少し強化します」
と言いました。
研修室に戻り、次の人に声を掛けると、自分の席に着きました。
周囲からはいろいろ声が聞こえてきます。
確実に合格していたのは、仕事に復帰する人とコールセンター業務の長い女性の2人。
同じ業種にいた男性は堂々と「落ちた」と言っていたけれど…
週が明ければ合格組は本番のセンター内に移るので、結果は一目瞭然です。
午後からは、先輩達が実際にお客さんの対応をした音声データを聴きました。
いつかは自分達もこれくらい出来るようになるのでしょうか…?
しかし先は相当長いと感じます。
研修を終えると、最終便から数えたほうが早いバスに乗って、のろのろと帰宅。
緩いワンピースに着替えると、第3のビールを1缶、冷蔵庫から出しました。
よろしければ、お手隙の際にでもご覧いただけると幸いです。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。