（昨日の続き）
Ｃさんが、嫌がらせのこと、特に
手紙に「彼氏と別れろ」と書いてあったことから浮気を疑い
彼氏を問い詰めたところ、彼はあっさり浮気したことを認めて謝罪しました。
「相手とはとっくに別れていて、こっちにはもうその気もないのに
向こうがよりを戻そうとしつこい。
お前がそんな嫌がらせをされているなら、俺が話をつけてくる」
そんなことを言う彼氏に、Ｃさんが一緒に行くというと
彼氏は一人で行くからと断ったとか。
その話し合いの後、嫌がらせはピタッと止みました。
Ｃさんはかなり迷ったけれど、嫌がらせが無くなったことや
互いの両親にも挨拶を済ませた後だったこともあり
そのまま彼氏と結婚しました。
当初は幸せだったそうです。
でもそんな生活は長くは続きません。
旦那さんが残業や出張で家を空けることが徐々に増えていったのです。
そして一日に何度も無言電話がかかってくるようになりました。
旦那さんは家にいる間、スマホを手放しません。
Cさんが旦那さんがお風呂に入っている間に
脱衣所まで行ってスマホをチェックすると・・・
どこかの女性とのラブラブなメールと
2人で映った親しげな様子の写真が出てきました。
Cさんに相談を受けたご両親が興信所に依頼した結果
旦那さんは件の人妻と別れていませんでした。
そしてスマホの女性はそれとは別の、会社の後輩。
不倫相手が2人いたのです。
旦那さんは土下座して夫婦関係の再構築を望んだそうですが
「なんだかもう、何もかもが馬鹿馬鹿しくなって
（弁護士の）先生に頼んで、慰謝料もらって財産分与して離婚しちゃった」
Cさんはそういうと、グラスに残ったビールをあおりました。
昨日はほとんどCさんの話の聞き役に徹していたけれど
途中、何度も 自分が離婚したときのことを思い出し
複雑な気持ちになり・・・いつもより深酒になってしまいました。
男女の泥沼の関係はすごく苦手なので
そういう出来事に出くわさなかった分、私は恵まれていたのかもしれません。
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