午後、トイレに入っていたら電話が鳴りました。
すぐに出られる状態じゃなかったので、諦めてゆっくり用を足し
洗面所で手を洗っていると、また呼び出し音が。
掛かってきた電話は、もしかしなくても伯母でした。
理由は言わずとも分かっています。
伯母が送ってきた見合い写真を、即行で送り返したから。
気に入らなければ送り返していいって言ったのに…
「手に職も無い女が1人で歳を取ってどうするだゃ」
「病気持ちと言うけど命がどうこうするアレじゃないだで気にせんでもええだわ」
「猫なんどうでもええだわ人間のこと考えな」
言われることは先日とほとんど同じ。
残された時間が「将来」という希望に溢れたものじゃなく
「余生」にどんどん近付いてきているのは、理解しているけれど。
心配してもらっているのも分かっています。
それでも、この土地での猫との暮らしを捨てることが出来ません。
もしも再婚するような御縁があったとしても、故郷ではなく
こちらでだったら、まだ考えられるのですが…でもこちらではなかなか
そんな伝手が無いし、積極的に探す気も起こらないし。
電話口でヘコへコ謝って受話器を置いたら、なんだかクタクタになりました。
女50代、干物を通り越してシリカゲルです。
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