陽射しは強いけれど、陰に入れば暑くなさそうな、今日の空。
しばらくしたら、出勤します。
職場で接する他のパートやアルバイトの人たちとは
親しく会話できる人もいれば、ちょっと挨拶するだけの人もいます。
その中で1人だけ、どうしても苦手だと感じる人がいて…なかなか難しい状態です。
その人は土日だけバイトをしている、30代前半くらいの、ずんぐりしている男性。
働く時間帯が変わって間もない頃、たまたま商品補充中の私の後頭部に、この人が運ぶ
段ボール箱が当たったことがありました。
その時のこの人の反応は、声をかけるどころか、振り向きもせず
無反応で通り過ぎる、というもの。
以来この人とは、直接仕事に関わること以外では、距離を取るように注意していました。
もちろん職場仲間なので、あいさつなど、こちらからは普通にしています。
向こうから返ってくるのは「うぁ」とも「うぇ」ともつかない、一言だけなのですが…
採用のとき、面接はどうしたんだろうと、不思議に思っていました。
でも昨日、早く仕事を上がる他のパートさん達に対し、その人が
「お疲れ様」と言っているのが、小さく聞こえました。
「うぁ」は人を選んで使っていたようです。
世間に出ればいろいろな人がいるのだから、気にしない。
気持ちに波風を立てない。
できるだけそう心掛けているのですが、さすがにこの件が分かってからは
例のその人に対して、1歩置いていた距離が2歩になりました。
修行が足りないかもしれないけれど、受け入れがたい理不尽さは
やっぱり受け入れられず、より距離を置くことでバランスを取るしかないのです。