店長さんに呼び止められました。
「話があるんだけど、5分くらいいいかな?」
店長さんのいる事務スペースに行って聞いた話は、要約すると
「急な休みを取りやすい仕事場は、代わりに誰かが休んだときには
積極的に出てカバーしないと成り立たない」
つまり「人が足りない時、できれば夕方以降も出て欲しい」ということでした。
「他の人から先に声を掛けるが、どうしても都合がつかなかったときには出て欲しい」
「そんなにしょっちゅうあるわけではない、せいぜい数週間に1回くらいになる」
とのこと。
人から頼まれたことを断るのが苦手なので、正直とても困ったのですが
「すみませんけど、やっぱり無理です」
と何とか言葉にしました。
店長さんは、「そうか」と言った後、すぐに
「あ、もう行っていいよ」
と解放してくれましたが、その後もしばらく右手で額を覆うようにして
「うーん」とうなっていました。
他に仕事をしてなければ、いくらでも出ていたと思います。
だけど、そもそも新しいパートは、販売のパートと両立できる場所にあるから選んだので
そこに支障が出てきたら本末転倒です。
仕事中はランチタイムの忙しさで、そんなことも意識から消えていたけれど
次の職場に来て、いつもの休憩室に来てお茶を入れていると
そのことばかりが思い出されて、頭が一杯になるのでした。
*『毎日が発見ネット』様の体験記コーナーで連載中。
第1土曜日の夜8時台に更新予定です。
最新版は4月5日に更新されました。

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