ただし、条件がある

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⇒(19日更新)ダンナとの話し合い

⇒(20日更新)絶対に戻りたくない場所

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「弁護士」「調停」という単語を出した途端、顔色を変えたダンナ。

でも、あまり動揺をみせない口調で

いや、そういうことは止めた方がいいだろう。

そう言って、ビールをあおりました。
そしてグラスを置くと、こちらから目をそらしたまま

ちょっと考えさせてくれ。

と言い、そこからしばらくの間、2人とも黙っていました。

これは私にとっても賭けでした。

自分で言いだしておきながら何ですが
私も本心では弁護士・調停コースは避けたい・・・

ここにきて数十万の、貯金が半減するような出費や
調停に行くために、その都度今より睡眠時間を削って
仕事をしたりするのは厳しいのです。

それでもダンナに言いくるめられずに一歩前進するには
このカードをきるしかありません。

前の結婚でダンナは元奥さんと調停で泥仕合を演じているので
きっと何らかの反応があるだろうと思っていました。

でも沈黙が重い・・・

私が冷めて固くなったつぼ鯛の身をチマチマほぐす向かい側で
2杯目のビールを飲み干し、ダンナが口を開きました。

わかった、籍を抜いてもいい。
ただし、条件がある。

できればお袋が生きている間は
離婚と言う形は避けたい。

ダンナ側からこういう条件を付けてくることを予想してなかったので
ちょっと面食らったのと同時に
これはまずい展開なのでは?と、内心ちょっと焦って

いや・・・でも、お義母さんは、ちょっとボケが入り始めてるけど
身体は元気なんでしょう?
それだったら10年、20年、先になるかも知れないし・・・

と答えると、ダンナは

それならもっとボケが進んで
何がどうなってるか分からなくなる迄でいい。

籍は先に抜いてもかまわない。
ただし年に1、2回くらいは嫁として会ってやってほしい。
お袋が死ぬか完全にボケるかするまでな。
その時が来たら後は完全に縁を切ってくれてかまわん。

お袋は土地を持っているから
売って兄貴と分けても借金は返せるだろうし
キミにわずかながらでも慰謝料を渡せると思う。

キミだってお袋には金銭的に助けてもらったのだから
それくらいのことはしてもいいだろう。

あっ、と思いました。

それが以前、義母から受け取った100万円のことを指しているのは明らか。

離婚するにあたって、自分の中でも引っかかりがあることの一つです・・・

すみません、あと1回だけ続きます。

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