今日は、うっかりでは済まないような失敗をしてしまって、凹んでいます。
それは仕事から帰宅して食事の支度をしているときのこと。
猫がいかにも吐きそうな声を上げたのです。
慌てて鍋の火を小さくし、ティッシュの箱を持って猫のところに行くと
案の定、カーペットの上に毛玉が入った吐瀉物が。
うちの猫は吐きそうなときに目の前にティッシュを広げると、そこに吐くのですが
残念ながら間に合わなかったようです。
ティッシュでブツを片付け、濡らした雑巾でカーペットをしばらくポンポンと叩いていると
ふと、変な臭いがしてきたのに気が付きました。
焦げ臭いような、何かビニールが焼けるような人工的な臭い。
ハッとして台所を見ると、弱火でコトコトいっている鍋の側面に、隣の鍋のフタに乗っていた
おたまの柄が触れていて、蝋燭みたいに炎を上げていたのです。
一瞬頭が真っ白になりました…が、すぐ我に返り、おたまの丸い部分を持って
隣の鍋から引きはがすと、柄のポリプロピレン?が燃えながら、ニョロ~ッと
飴細工のように伸びて、千切れました。
それをそのまま水の入った洗い桶に突っ込んで炎を消し、鍋の横の小さな火は
重ねたティッシュをビタビタに濡らして、燃えている部分に被せるようにして消火。
しばらく時間をおくと、鍋の横にくっついていたポリプロピレンは固まって
指でずらすようにするとキレイにはがせたのですが
おたまの方は、柄の先端の、フックなどに引っ掛ける部分が溶けて無くなりました。
それにしても危なかった…もう少し気付くのが遅かったらと思うとゾッとします。
これからはコンロから離れるとき、必ず火を消そう…
スポンサーリンク