職場で化粧品を買わされました。
必要なものは一応揃ってるからという体で断ろうとしたのに
押し切られてしまったというか何というか…
一日の仕事が終わって、着替えも済ませて、少しばかり社員割引の恩恵を受けてから
帰ろうかと、売り場をウロウロしていた時のこと。
通りすがった化粧品コーナーにいた美容部員の人に、不意に呼び止められました。
普段は帰りにすれちがっても「お疲れ様でした~」の一言で終わっているのに。
この人は契約社員で30代前半くらいな感じで、職業柄か職場では唯一
派手目のメイクをしています。
「くるさん、顔、今、すごい疲れてるよ」
いや、顔が疲れているというよりも、丸一日働いて、普通に全身が疲れ切ってる
だけなのですが…
その後はあの手この手で品物を勧められ、3,980円のファンデーションを
ひとつ買わされてしまいました。
美容部員はノルマがあるようなので、大変なのは分からないでもないけど
私は化粧品はセザンヌの1,000円くらいのでも十分使えると思ってしまう方なので
勿体ないことをした気持ちと、失敗した、油断した、という思いで頭が一杯です。
高級化粧品を買わされてしまったわけでもないし、本来の年齢を考えたら
もう少し高い化粧品を使っててもいいのかもしれませんが
自分には贅沢なような気がします。
これも職場の人間関係を保つための必要経費なんだ、と諦めながら
でも、次は断ろうとも思いつつ…帰宅の途に着いたのでした。
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